初めて株式投資をした日 その4
半導体検査装置メーカーの株価推移について
年が明けて、アメリカでのITバブルの凋落はかなり明確になり、
日本国内でもIT投資が低調になってきました。
そしてそれにつられて日本の株式市場全体が低調に推移しだし、
当時は個人投資家の参加も薄かった新興市場は
かなり早い段階から株価の落ち込みを見せていました。
今では信じられないことですが、
当時はIPO株は初値が公募価格を下回る「負け」の状態が続いていて、
かなりの優良企業でも「負け」ていたこともありました。
こうした連敗状態が始まったのもちょうどこのころでした。
そして私の買った半導体検査装置メーカーはというと、
年明けからやや下落をし、私の買った価格を下回りだしましたが、
それでも1,800円~1,900円くらいで4月頃までは推移をしていたので
このITバブルの調整が1年くらいで終わって、
また業績も株価も回復するだろうと思っていました。
最初に買った株でもあり、
損をしたくなかったという判断が「Hold」を選択させたのです。
そしてこの会社の中間決算発表をむかえる。
内容としては前中間期と比べて
売上は増加し、営業利益は若干減少したものの、経常利益は増加しており
この時期の他の半導体関連企業に比べるといい数字だと感じてました。
しかし、このような数字を出しても市場はまったく反応しない。
なぜなのか?
これはまだITバブルが崩壊する前の売上高が含まれていて、
逆に営業費用の増加(売上増加なのに営業減益)という点に
注目をすべきだったのです。
他の半導体関連企業の減速が始まる中で、
営業費用の増加というのは、
今後の売上減少が見込めるなかで収益に影響を与える。
そこが当時はまだ見抜けていなかったのです。
私自身、この当時、これだけいい決算数字を出していて
このあとには、次世代の半導体検査装置(より精密なものに対応できる装置)の投入も控えていて、
なおかつITの需要が減少していると言っても
ブラウン管から液晶への転換は進むのだから
液晶検査装置への需要も増加するだろうということを
とにかく自分に都合よく考えて
「この会社だけは違う」
ということを考えてました。
そこまでいくと業績は堅調に推移し、株価も回復するのではないか。
それであれば、ここで「ナンピン」買いを入れるというのが
一番賢い投資戦略ではないか。
そんな思いが自分の中に芽生え始めていたのでした。
続く
年が明けて、アメリカでのITバブルの凋落はかなり明確になり、
日本国内でもIT投資が低調になってきました。
そしてそれにつられて日本の株式市場全体が低調に推移しだし、
当時は個人投資家の参加も薄かった新興市場は
かなり早い段階から株価の落ち込みを見せていました。
今では信じられないことですが、
当時はIPO株は初値が公募価格を下回る「負け」の状態が続いていて、
かなりの優良企業でも「負け」ていたこともありました。
こうした連敗状態が始まったのもちょうどこのころでした。
そして私の買った半導体検査装置メーカーはというと、
年明けからやや下落をし、私の買った価格を下回りだしましたが、
それでも1,800円~1,900円くらいで4月頃までは推移をしていたので
このITバブルの調整が1年くらいで終わって、
また業績も株価も回復するだろうと思っていました。
最初に買った株でもあり、
損をしたくなかったという判断が「Hold」を選択させたのです。
そしてこの会社の中間決算発表をむかえる。
内容としては前中間期と比べて
売上は増加し、営業利益は若干減少したものの、経常利益は増加しており
この時期の他の半導体関連企業に比べるといい数字だと感じてました。
しかし、このような数字を出しても市場はまったく反応しない。
なぜなのか?
これはまだITバブルが崩壊する前の売上高が含まれていて、
逆に営業費用の増加(売上増加なのに営業減益)という点に
注目をすべきだったのです。
他の半導体関連企業の減速が始まる中で、
営業費用の増加というのは、
今後の売上減少が見込めるなかで収益に影響を与える。
そこが当時はまだ見抜けていなかったのです。
私自身、この当時、これだけいい決算数字を出していて
このあとには、次世代の半導体検査装置(より精密なものに対応できる装置)の投入も控えていて、
なおかつITの需要が減少していると言っても
ブラウン管から液晶への転換は進むのだから
液晶検査装置への需要も増加するだろうということを
とにかく自分に都合よく考えて
「この会社だけは違う」
ということを考えてました。
そこまでいくと業績は堅調に推移し、株価も回復するのではないか。
それであれば、ここで「ナンピン」買いを入れるというのが
一番賢い投資戦略ではないか。
そんな思いが自分の中に芽生え始めていたのでした。
続く