早3ヶ月
ここ最近でようやく慣れてきたところ
スタッフの皆はほぼ年下の若い子たちだが
いい人たちばかりで
スタッフもオーナーもほぼ素人に近い私を受け入れてくれていてほんとに有り難いし、
肝心なもみほぐしは
ホテルの日々で学んだ事など
無かったかのように一からの学びだったので
当初は自分に自信が無すぎて
逃げ出したい気持で
でも、少しでも収入を得るため
そして自分の都合で働ける場所と言うこの利点のため
怖い、怖い、
客来るのが怖い~
と言う気持を持ちながらの接客でしたが
今月に入った頃から、ポツポツと
気持ちよかった~って言う
お客様の声を聞くようになり
あぁ、私少しずつ成長出来てるんかな
と、自分の仕事を肯定的に捉えられるようになり
ここにきてやっと、この仕事に向き合えるようになりました
師匠の古民家は
まああれだけ汚い所も
人が住み出すと何とか形になるもんだなと、
感心してしまいます
まあ、あれだけキレイに磨きあげてくれたのも
周りに信者のように取りまく人々
ほんとに業者を使わず清掃、修理、木材の調達まで、サロンに来たり、FBで知り合ったりの男達で賄ったのだから、たいしたもんだわ
もみほぐしサロンは玄関横の広い畳の間に
ベッド3台も置いて
ちなみにベッドはじめ、タオルやらなんやら備品関係全て前のホテルよりそのままごっそり持って来ている、恐るべし
古民家でそう言うスペースを設けてとても素敵だけど、なにぶん設定が10分の足マッサージだからあんまり客は来て無さそう
ホテル内とは違って外にあるお店では、やはり全身もみほぐし60分くらいを希望される方が多いのがここに来て解った事実
サロンと言うよりは、師匠教団に集まるサティアンのようだ
勝手口から入るとある大きな台所で、同じみメンバーが毎日酒飲んでワイワイやってるようだが、近所からしたらドラッグパーティーとでも思われるのではないだろうか?
まあ、メンバーが皆70オーバーだから
それは疑われないか
おそらく家賃分の収入は絶対出ていないだろうがその家賃も信者の一人が負担してくれるのだから、ほんとにこれもたいしたもんだ
まあ私は車がないので行けないし、住むところも離れたなら益々疎遠になっているので
今後はこうやってフェードアウトしていくのだろうな
しかも、マンション内でややこしかった人達とは付き合わないからせいせいすると言っていたにも関わらず
その方たちを呼んでパーティーなどしているのだからたまげた
その方たちがマッサージを受けてくれるのを解って呼んでいるのだ。
ほんとにどこまでもお金には細かい女だ!
その女が、先日知り合いのお客様で
人数が多いから手伝っ欲しいと連絡をよこし
サロンのお手伝いに行った。
私は古民家や、そこでやるサロンなど
憧れるところはあるが、師匠とは仕事、金銭絡みで付き合う事はやらない!!
と決めていて、もし手伝いのような話があれば
100%私のやった分は頂くと交渉するつもりで
ここをあやふやにしてしまうと、また自分が泣くはめになるので、キチンと思いを伝えた。
師匠は、はい、とだけ答えた。
古民家を借りるにあたり、師匠は私にはただで部屋を貸すやら、売上げ全部やるやら言っていたけれど、念の為ちゃんと話しておいた。
あの女も結局自分が何をしてきたか?
自分が1番解っているのだろう…
そして私は一日お手伝いをして
売上げを全部頂いた
結構な金額だ
後ろめたい気持も何も無かった。
やっと少し仕返しが出来た、と言う気持しかなかった
師匠は予想外の金額に当惑顔のように思えた。
もう2度と声を掛けてこないだろうな。
あのケチケチ女が、しまった!と
思っていない訳がない
でも師匠
また呼んでね。
こんなおいしい仕事ならいくらでも貴女に付き合うわよ