ものがたり：ダイバーシティ、ダークシテイ -２-
このものがたりはフィクションです。
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由美子はあの後単調に生活のみ送っていた。
宇宙人との交信を会話だけで描いたくだらない小説の続きを到底書くつもりになれなかった・・・
あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なんなんだろう？
毎日職場に出向き、仕事し、帰る
生活するのにぎりぎりくらいの給料
生殺しだ
優良大手企業で働くY子
国家資格保有者として高給取りのX美
旦那が高収入でウハウハなPちゃん
彼女たちと遊ぶとなるとたっかああああああいお店に行くことになる
といっても
営業しているU子もそう、事務職やってる私とはボーナスが何倍も違う
皆の普通のお店が私には敷居が高かった
よって引きこもる
よかった点といえば
わたしは引きこもり体質らしい
引きこもり適合者
引きこもりが割と苦痛ではない
まぁさみしいけど？
だれかと時間を過ごすために
時間と神経を売って仕事を変える気になれなかった
し、
この年で
あ～あ～～
宇宙人でも現れないかなぁー
やっぱ今日は久々に書こうかなー
由美子の心には不満が蔓延していた。
それはそもそも自分の存在にYESと言えないために起こった現象なのかもしれないし
現状がクソすぎて起こっている現象かもしれないし
原因なんてどうでもよかった
ただこの飢えた心が少しでも満たせるのなら
今日もニュースでは女性の進出！などと謳っていた
いったい何年それを言い続けるつもりだろう？
出産・子育てと女性の働き続けるにあたって
働き方がついてこない
古い考えの頭をしている連中たちが
仕事とは会社と従業員が首輪でつながれていて
その場に集結しないといけないといつまでも思っていて
今でもFAXで発注が執り行われていて
上司の帰る前に帰るのが非常識で
行きたくないめんどくさい社員旅行にニコニコして給料も出ないのに参加することが
社会性だと思っている
そんな世の中が
そんな考え方が
どんなに技術革新で自由に動ける時代になっても
人々の心の鎖が解けない限り
いつまでたっても会社と個人の首輪の鎖はなくならない
朝起きたら満員電車に揺られて
って
私こそそれを変えようとすればいいのに
私こそそれを変えればいいのに
変える術がわからない
方法が見当たらない
もしかしたらそれは
方法ではなくて
勇気なのかもしれないけれど
何事も変えるのにはエネルギーがいる
覇気のない自分には何も変える力がない
そんなくだらないどうにもならないものを
最近毎日考えたくもないのに考えてしまっていた
あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
だめだ！
やっぱ今日は
宇宙人を召喚しよう！
そうしよー
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