滋賀県生まれの私は小さいころ夏休みになると、びわ湖に水泳に行くのが通例でした。近所の友達たちと自転車で45分くらいかかる水泳場に行ったものです。水泳場に着くと、水泳とともに蜆を採るのも楽しみでした。当時は水もきれいで砂浜には蜆が沢山いて、足にひっかかったものです。また、社会に出るまで、びわ湖で泳ぐことを海水浴と思っていました。




中学校のときには軟式テニスの部活行事で、自転車(ままちゃり)で、琵琶湖岸でキャンプしながら2泊3日かけて琵琶湖を一周したこともありました。私の実家はびわこ湖からは離れていましたがそれでもびわ湖は非常に大きい存在でした。




昔、びわ湖は「近淡海」呼ばれていました。これに対して、浜名湖は「遠淡海」と呼ばれていました。京都の都から見ると、近いところにある淡海がびわ湖で、遠いところにある淡海が浜名湖(現在は淡水ではない)であったことから名づけられたようです。これが、近江の国(滋賀県)と遠江の国(静岡県)の語源になっています。びわ湖一周は235km、大津から浜松までも235kmと面白い因縁でも結ばれています。


都の人から見ると海のように見えたことで「海」と呼んだのだと思います。したがって、私が小さいころびわ湖で泳ぐことを海水浴と思っていたのも、あながち間違っていないのかもしれません。




びわ湖は誕生したのが400万年前と世界でも有数な古い湖です。ちなみに一番古いのがロシアにあるバイカル湖です。バイカル湖は、地球上の淡水の1/5を占める深い湖です。




びわ湖は近畿の水がめとも呼ばれています。近畿の1450万人の飲料水になっているからです。しかし、2~30年前に滋賀県知事を務めた稲葉さんは、この言い方に対して怒りました。びわ湖は、飲み水を供給するだけの機能(次回に詳細述べます)ではないからです。昨年、現知事の嘉田さんが、「原発0」を訴えて政党を立ち上げました。賛否や対応の仕方の議論はありますが、びわ湖を預かる行政の長としてその思いは理解できます。稲葉さん・嘉田さんを始め、滋賀県民にとって琵琶湖の存在はそれほど大きいのです。




私は、現在1か月に1回、11か月間かけてびわ湖一周をウォーキングしています。1回あたり平均20kmで長丁場です。また湖岸を多くあることから、さながら競歩のようになって終わった後は疲労困憊です。しかし、眺望がよく歩いた後は非常に爽快です。やっぱり私も生粋の滋賀県人ですね。


次回のコーヒーブレイクもびわ湖について書きます。