みに行きましたよニヤリ

まず、セットや脚本に細かく描かれたド貧乏の世界観が凄い。
昨今の除菌ブームに一石を投じてます。


これを超成功者で裕福な樹木希林さんはじめ、
血もお育ちも麗しい安藤サクラさんらが、
完璧に演じてる。



よくもまあ、芸達者を揃えたものだと唸ります。

リリーだけは、どこまでが実際でどこからが演技かよくわからないですが笑

子役は、男の子は是枝さんの誰も知らないの子役俳優さんに顔雰囲気そっくりでした。

少年らしい良心を持っているし。
万引き家族なのに。


みなさん、せりふだけではなく空気ごと巻き込んで演技して、
監督も空気まで撮るから、
痛いほど貧乏が伝わります。

今回は、ケイトブランジェットの絶賛した安藤サクラさんの泣きの演技が見たくて足を運んだのですが、
見事でした。

涙って粒として瞳からこぼれ落ちるものだと思ってたけど、
確かに、
あんな泣き方あるんですね。

地面から滲み出るみたいに、
乾いたガーゼに一瞬にして、生温かいものがじわりと滲み渡るような、
泣きでした。

正面からのアングルでとるからまたこれが。

彼女、産後だったときいて、少しわかった。

見終わったあと、ズドンと腹にくる映画。

家族がテーマらしいですが、、

ひとつ最後に、
婦人警官の女性が、
あなたは産んだことないから母親の気持ちがわからないでしょう的なセリフを安藤サクラにいうねだけど、

1番嫌な台詞だったなあ。


世のなか、
経験でしか理解できないなんてことはないでしょうよ。

産んでいなくても母親になれるひとはいるからさ。



あと、松岡茉優の体当り演技も見ものです。
是枝さんは、今回カンヌを取りに行ったんだと思いましたよ。