みてきました!
風立ちぬ。
よかったです。不思議な余韻の残る映画でした。
堀越二郎、当時のスーパーエリートだったのでしょうねぇ。
ああいうままならないタイプ、性格、たたずまいの男性とてもすてき!
それ以上に、ひととして羨ましいと思ったのは、
1.熱中できることがあること
2.それに沿う類まれな才能にめぐまれていること
3.それで食べていけること
ですかね~。
よく、飛行機の設計をして、話しかけられても気づかなかったり、
瞬時に他者の意見をききわけたりする場面があったのですが、うらやましいな~
これは、本当に熱中したり、わかっているからできる所作。
それに、本庄というライバルである盟友に対して、忌憚のなさというか、
あっさりアイデアを与えてしまうところとか、
それに対する本庄の反応とかも、とても気持ち良かった。
本当の天才って、こういうものだろうなぁと。
サバの骨の曲線にみとれる二郎。
上司が美しい線とため息をつく二郎の設計図。
よく、「美しいなぁ」という二郎のセリフがあるのだけど。
工学の専門家でも、ほんとうの天才って、
やはり美しいものをつくりたがるのですよね。
シンプルで、機能もスタイリングも美しいもの。
これって、j特殊な時代背景はあるけれど、
単純に「飛行機が大好きな少年の物語」なんですね。
その純粋さに、心打たれました。
ちなみに、彼の作ったゼロ戦の性能は、それ自体では
欧米をしのぐものだったそうです。
でも負けた。なぜか。
搭載するレーダーが劣り、敵に飛行機の後ろをとられてしまったそう。
ところで、今回の映画、旦那さんと観に行ったのですが、
彼もとても気に入った様子でした。
もともと、物理が得意で、宇宙工学をやりたかった旦那さん。
でも、高校時代に不整脈を患い(今は完治)、
手に職がなければとなくなく医者になったらしく、
彼の夢の続きのような映画でもあったのかもしれません。
「きっとこの映画好きだろうな」と思って、上映中横顔をみたら、
子供のような顔をして見入っていました。
連休初日、夫婦二人、よい時間を過ごせました。^^