【増え続ける空き家】
シェアハウス経営コンサルタントの善行 正です。
空き家問題に対する国や地方行政の取り組みが
開始されてますが、会議室で話してるだけで
未だに対策の実行には程遠いようです。
▼空き家問題は、複合的な問題です。
空き家が増え続ける根本的な理由は、
日本の人口が減少しているからです。
仮に日本の人口が今、2億人ならば
これほどの問題は起こらず高齢化の問題も
年金の問題も今ほど酷くはなかったでしょう。
人口が多ければ内需も拡大するため
景気も良かったはずです。
現に、世界中をみて、お金が集まる地域は
人口が増え続けています。
日本の高度成長はモノ作りの技術が産んだのではなく
人口の増加が原動力だったのです。
人口減少の問題は昭和40年代からすでに
認識されていて、叫ばれていましたが
景気もよく、今ほどまでに晩婚化や
少子化が進むとは誰も想像しなかったのでしょう。
その結果が、今の状況なのです。
今、日本に起こっている全ての問題は
ほぼ少子高齢化に起因しているのです。
そのため、空き家問題の本当に有効な問題は
人口を増やすことなのですが、
仮に今、出産率が急上昇してもその子が
成人するには20年かかります。
そんな悠長な対策では、今の空き家が
何十倍にもなってしまいます。
少子高齢化は長期的な対策であり、
空き家問題では、短期的な対策も
実施していかなければなりません。
しかし、空き家とはいえ個人の所有物です。
全ての方が、
空き家を活用したいわけでもなく
売りたいわけでもなく、
ほっといてほしい方もいるでしょう。
ただし、全ての方が空き家をしっかりと管理し
ご近所に迷惑をかけなければこんな問題は
起こらないのですが、現状はそうではありません。
空き家は、しっかり管理しているつもりでも
ご近所に迷惑をかけています。
外から見て空き家かどうかは、一目瞭然です。
空き家の死角を利用して、お隣のお宅に空き巣が
入ったりする例が非常に増えてます。
また、雑草や植栽は思った以上に周りに迷惑を
かけています。
ヤブ蚊が大量発生したりすることもありますし
やはり毎日、人が住んでいる家とはちがうのです。
まずは、空き家の所有者さんや、そのご親族の方々は
そのことを強く認識していただきたいのです。
廃れた空き家は、そのご近所の不動産価値をも
下げています。
売却しても、売れないのは自分たちも管理の仕方に
問題がある可能性も高いのです。
しかし、文句ばかり言っていても仕方がないですね。
空き家問題には、いろいろな事情が絡み
コレという特効薬はありませんが、
思いつく対策はたくさんあります。
国や行政は、会議室で話すだけでなく
思いつくモノをどんどん実行するべきです。
トライアンドエラーを繰り返し、
少しずつでも進めていくしかないと思います。
それらの積み重ねでしか、
空き家問題の改善は見込めないと思うのです。
できることから実行を!
私が言いたいことはそれなのです。