アンカリングをマーケティングに利用する | 30代リタイヤ 英会話子育てフィリピン移住戦略

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現在進行形のお話です。


bangkok

昨日の続きになる。


アンカリングの話をマーケティングに利用した話をする。


そもそもアンカリングの由来は船の碇にある。


碇を英語でアンカーと言う。


停泊している船が碇を下ろしている状態が語源だ。


碇と船をつなぐ鎖の長さの範囲でしか船は動くことが出来ない。


この状態をマーケティングに利用した手法がある。



それがアンカリング効果である。




アジアを旅した事がある人はこんな経験があるはずだ。


土産物屋で買いものをしている。アジアでは値札がない。 


その都度値段交渉をしなければならない。


「おじさん、これいくら?」


「300バーツでいいよ。」


当然吹っ掛けてきているから値切る。


「150バーツだったら買うよ」


「うーん、じゃ、200バーツで持ってけ泥棒!」


100バーツ値切ったことで満足し購入する。


しばらくすると違う店でも同じものが売っていた。


試しに聞いてみる。


「お姉さん、これいくら?」


「150バーツです。」


なにー。もっと安かったのかっ! コープンカッ!


微笑みの国タイランド。人の心はブラインド。


あのおっさんが使った交渉術は立派なマーケティングなのだ。





これこそアンカリング効果である。





同じような交渉術を身近で我々も使っていると思う。


最初の言った金額に相手をアンカリングさせる。


すると、その最初の金額を基準として動けなくなるのである。


従って、元々が高い金額なのに少し下がっただけで満足し、


相場よりも高い値段でも買ってしまうと言う事だ。





もう一つの例を紹介する。


居酒屋で以下の金額のコースがあったらどうだろう?


3000円


8000円


俺は迷わず3000円を選ぶが、あなたならどちらを選ぶ?


では、こうなったらどうだろう。


20000円


8000円


3000円


きっと、真ん中の8000円を選ぶ人が多いはずだ。


理由はこうだ。


20000円という高額コースを最初に見せることで、


そこにアンカーをおき、その他のコースを手ごろに思わせる。


次に人は妥協効果が働く。


一番安い3000円を選んで仮に失敗することを考えたら


8000円という真ん中のコースを無難に選んでしまう。



これらのマーケティングはアパートの賃料設定に役にたつ。


是非、心に留めておいて欲しい。