本記事の詳細は「SOUNDPEATS Air6 Pro実機レビュー」記事をご覧ください。
大手家電量販店のワイヤレスイヤホンの売り場に行ったことありますか?
一度行くと分かるんですが、どこを見て良いか分からないんですよ(笑
恐らく、似たようなイヤホンが沢山置いてある売り場、くらいにしか映らないと思います。
正直どれを選べば良いのってなりますよね。昔の私がまさにそうだったので、その気持ちはよく分かります。
今回、SOUNDPEATS Air6 Proをメーカー様より実機提供いただいたので、率直な感想をレビューします。
結論からいうと、「とりあえず、これを選んどけば間違いはない」レベルのクオリティに仕上がっているんですが、私にとって、ちょっとした事件もあったので、順番に詳しくお伝えします。
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★衝撃の展開に二度見せざるを得なかった
率直にいうと、今回もマイナーチェンジかなと思ってました。
というのも、SOUNDPEATSは定期的に各シリーズのバージョンアップ版を出してくるものの、大きな変更を加える場合には限定モデルを出す傾向にあると感じていたからです。
特に、SOUNDPEATSの特性としては高音が突き抜ける爽快感があったんですね。私の好きな音質傾向でした。
なので、今回もその傾向を踏襲してくる可能性が非常に高いと思い込んでいたのです。
それで実際に聴いてみたら「全然違う音」がしました。
今までのSOUNDPEATSとは全然違ったんです。
高音は今までと違って刺さるほど鋭くなく、それ出ていて爽快感は維持している。それでもボーカルは息づかいが聴こえるほどに近く感じる。
実はレビュアー用に、事前にある程度の資料を頂いていたんですが、普段から私、こういう資料はあまり読まないんですよ(笑
だって、先入観が生まれたら面白くないじゃないですか。
それで、資料を見返してみたらちゃんと書いてありました。「ボーカル重視のナチュラルサウンド」って。まさにこの言葉、今回の音質にピッタリ!!
そりゃ、全然SOUNDPEATSじゃなくない!?と思えたわけですね(笑
メーカー担当者と読者の方には、資料ちゃんと読んどけよ!とお叱りの言葉をいただきそうですが、今回はある意味でちゃんと読まないで聴いて正解でした^^;
そして、事件はもう一つあります。それが、SOUNDPEATS Air6 Proがワイヤレス充電に対応した点です。
というのも、SOUNDPEATSは前からX上でも、ワイヤレス充電に対応して欲しいとリプされていたんですが、やんわり断っている印象だったんですよ。
それが、まさかのワイヤレス充電実装にこぎつけたのは、ずっと言い続けてきたユーザーさんのお陰ですし、また、そんなユーザーさんの声をしっかり聞いていたSOUNDPEATS陣営のお陰ですね。^^
★正気とは思えない1万円台前半の全部盛り構成
SOUNDPEATS Air6 Proの強みは凄く分かりやすくて、妥協しない全部盛りをしているところです。
ハイレゾのコーデック一つとっても、LDACにだけ対応したら、通常aptX系には対応しなかったりするんですが、SOUNDPEATS Air6 Proはやっぱり両方対応していました(笑
もちろん、iPhoneユーザー用のAACコーデックも搭載しているのでご安心下さいね。
さらにノイキャンの精度も上がっていて最大58dBのノイズ減殺効果があると、公称値では言われています。
その他、外音取込、Dolby Audio、Snapdragon Sount、マルチポイント、装着検出など必要な機能は一通り揃っています。
そして、バッテリーはイヤホン単体で約12時間。ケース込みで約52時間というロングバッテリー。さらに、10分の急速充電で約4時間使えるおまけつきです。
次にドライバー構成は、11mmPU+PMI複合振動板を採用。
で、恐らく今回の一番の目玉が、SOUNDPEATS独自チューニングの「Air Series Tuning Gen2」です。
SOUNDPEATSは前から低音を増強する独自モードを搭載したりしていたんですが、今回、デフォルトの音質傾向を大きく変えてきた印象です。
Google Fast Pairは対応予定とのことでした。
12,380円という定価は、SOUNDPEATS社の中ではフラグシップ級の価格帯です。
というか、良く、一万円台前半でここまで盛り込めたなと思いました(笑
スペック表を見て、価格を見て、またスペック表を見て、首を傾げてやっと納得って感じです☺️💦
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★歌手の息づかいが聴こえる音質の話
SOUNDPEATS Air6 Proの肝心の音が気になるところですよね。
先程、SOUNDPEATSが音質傾向を変えてきたと書きましたが、その中で驚いたのがボーカルの息づかいでした。
発声直前に息を吸う音、声を張るときの生々しさ、語尾が消える余韻のようなもの、そういったライブでしか感じられない音がしっかり聴こえるチューニングになっているんです。
伴奏も、ボーカルとの良い距離感でしっかり鳴っていて主張しすぎないところが、これまた良いんです。
味気ない音かというとそんなことはなく、一つ一つの音の粒はしっかりしていてシャープで切れ感もある。
安物にありがちなボワッと感やスカスカした軽さもないという、まさに神業的チューニング技術です。
ちなみに、従来のSOUNDPEATSといえば高音の抜け感にスキル全振り的な側面があったのですが、今回は、高音の抜け感を一部抑えて、聴き疲れしにくいギリギリのラインで抑えているところが妙技ですね。
YOASOBIやずとまよといった高音高めの楽曲ですら、気持ちよく長時間聴くことができました♪
低音はBOSE系のずっしり系ではなく、それでいてエントリーよりにあるようなボワッと系でもなく、すっきりシャープな印象。
ただ、BOSEよりの低音が大好き!という方には少々物足りないかもしれない、という印象はありましたね。
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★Dolby Audioの味変が凄い!
SOUNDPEATS Air6 Proには味変機能とも言える、Dolby Audio機能が搭載されています。
これはあくまでも個人的な所感ですが、SOUNDPEATSは元々低音にはそこまで強くない印象でした。
どちらかというと、高音の抜け感に魂を注いでいた感じ。それが、除々に低音増強モードを搭載したり、色々試行錯誤してきたんですね。
その結果、今回のSOUNDPEATS Air6 Proでは、Dolby Audioを搭載することで、低音の厚みやアタック感を引き締めてきました。
味変というと大げさに聞こえるかもしれませんが、本当に楽曲の色味・カラーが変わるというか、音場の輪郭も広がるように感じられて最高でした。
ちょっと嫌味をいうと、私の場合、一度Dolby Audioで音楽を聴いてしまうと、通常音質には戻れないかな、なんて思ったりするほどです。
Dolby Audioにはミュージックモードとムービーモードがあり、上記の味変のお話はミュージックモードのお話です。
SOUNDPEATS Air6 ProのDolby Audioでは、AACだけでなくLDACでもDolby Audioをオンにすることができる点はメリットでしかありません。
LDACでのDolby Audio時は全てにおいて一段階、二段階と凄みが増します。
平たい表現で恐縮ですが、臨場感がアップするのは必聴ですよ。面白いのが、LDACにするやっぱり高音は刺さってくるのか?という点を気にしていたのですが、これは杞憂に終わりました。
残ったのは爽快感だけ。LDAC再生環境にある方は是非聴いてみて下さい♪
★弱点もあるけど、歴代最強クラスのノイキャンも凄かった
SOUNDPEATS Air6 Proのノイキャンは公称値で58dB相当の減殺効果があるというのは前述しましたが、それを掲げるだけのノイキャン精度は確保されていました。
まず、電車の走行音はほぼ消えて音楽に没頭できます。乗り過ごしに要注意なんですが、不思議と車内アナウンスの声はノイキャンをスルーして入ってくるので、案外乗り過ごしはしません(笑
この傾向はAir Pods Proシリーズのノイキャン属性に似ていると感じました。ちなみにBOSEは完全に消音する方向性なので、実用度の観点から選ぶと良いですよ。
ただ、やはりハイエンドクラス、特にAir Pods ProシリーズやソニーWF-1000XM5・6と比較すると、SOUNDPEATS Air6 Proのノイキャン精度、特に静寂さではあと一歩及ばない印象。
それでも、1万円台前半でこのノイキャンは正直侮れません。ノイキャン目当ての購入も全然ありなクラスです。
で、SOUNDPEATS Air6 Proの弱点というのが、風切音に弱いという従来のSOUNDPEATS社が抱えていた課題を、まだ克服できていない点です。
特に、一定方向からの向かい風が発声するとビューっとノイキャンのマイクが音を拾ってしまい、処理しきれないので耳に届いてしまいます。
実用性という観点から見ると、慣れてしまえばどうってことはないのですが、今後、他社製品と競争していくに当たって、早急に改善した方が良いのではと思えるポイントでもあります。
是非、次回作、または別途作っているであろうフラグシップモデルなどで改善していただけると、SOUNDPEATSファンとしては嬉しいですね☺️✨️
一応、ノイキャンモードの中に風切音を減殺するモードもあるので、メーカーとしては一定程度対応はしているというスタンスです。
SOUNDPEATS Air6 Proの外音取込モードはしっかりしていて、1万円台前後の製品とは思えないマイクの集音性には脱帽でした。
ちょっと機会っぽさは残りますが、SOUNDPEATS Air6 Proを装着したままニュースやYouTubeを見ることもできますし、ちゃんと店員さんとの会話もできました。
★前作Air5 Proから買い替えるべきか?
多くの方が気にされるであろうポイントが、前作モデルAir5 Proから買い替えるほどなのか、という点です。
SOUNDPEATS Air6 Proの特徴はDolby AudioとLDACのハイレゾ併用再生が可能な点、Bluetooth6.0への強化、片耳4.5への軽量化、同社初のワイヤレス充電への対応、52時間再生という超ロングバッテリーと急速充電機能、装着検出にGoogle Fast Pair対応予定といったところでしょうか。
ただ、SOUNDPEATS Air6 Proで注目してほしいのは、やはり音質の方向性が変わった点です。
前作の強みが鋭く伸びのある高音だとしたら、今作Air6 Proの強みはしなやかで伸びのある高音、そして、息づかいまで届く自然な音といったところでしょうか。
個人的な印象ですが、今作の音色はJVCケンウッドで感じた優しい音色に近いと感じました。
結論としては、今、まだ現役でAir5 Proを使っていて不自由していないのであればSOUNDPEATS Air6 Proに買い替える必要はありません。
対して、SOUNDPEATS Air6 Proの新しい音色や強力なノイキャンに魅力を感じたら、是非手に取ってみて下さい。そういう方には買い替える価値があります。
★まとめ
SOUNDPEATS Air6 Proは同価格帯では他の追随を許さないほどの豊富な機能性をもっているといっても過言ではありません。
そこに魅力を感じるなら断然買いですが、現状のイヤホンに不満がないのであれば無理して買い替えず、半年後や来年に出る新作を待つのも一案だと思っています^^
ただ、SOUNDPEATS Air6 Proの新しい音色、特にDolby Audioをオンにした音色は聴く価値ありですね。
あなたのSOUNDPEATSのお好きなモデルはどれでしょうか☺️?
良かったらコメント欄にてご回答ください♪
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