【オンブラージュ物語】大正ロマンな雰囲気301号室にまつわるお話 | 陽射しそそぐシェアハウス オンブラージュ【賃料38000円~】

陽射しそそぐシェアハウス オンブラージュ【賃料38000円~】

大阪の梅田より地下鉄で9分、駅から徒歩2分という好立地であり、RC3階建の戸建てを全面リフォームして誕生したシェアハウスです。

★1月25日(水)★
 
こんばんわ。
今日は、オンブラージュの中でVIPルームと呼ばれる301号室にまつわるお話をさせていただきます。
 
2014年11月にオンブラージュが誕生したときに、
まず、最初にオンブラージュに泊まったのは?
何を隠そう、オーナーの私です。
 
オンブラージュが完成した頃から、
とにかくこのお部屋に泊まってみたかったのです。(^~^)
大正ロマンな雰囲気が、気持ちをスッキリさせてくれます。
和モダン
畳、ふすま、押し入れなどがあり、和の要素たっぷりなのですが
その中にロフトであったり、シーリングファン(照明)であったり
洋風な感じもとてもうまく調和していて、
そんなお部屋の雰囲気にとても安心感を覚えたのです
 
 
 
 

はじめて泊まった時に思ったのですが、
とにかく、とても静か。。びっくりするほど静かなのです。
(道路から離れたお部屋だからでしょうか)
 
1人で「無」の世界に浸っておりました。
物もなく、そして本当に静かでしたので。。。
 
間もなく、初期メンバーの3名が、オンブラージュで生活をはじめました。
 
その頃に、たまたま私は夜遅くに家に帰れなくなり
夜中にこっそり、こちらにきて、泊まったころがあります。
 
オーナーがいると知ったら、気を遣うだろうな、と思い
入居者にこっそり、そしてひっそり、この301号室に泊まりました。
 
とても静かな夜が明けて、朝になると
下の階から、人の笑い声や会話が(ほんのりと)聞こえてきて
それが、とても心地よかったのを今でも記憶しています。
やはり、家に、人がいるっていいなと
そのとき思いました。
 
このお部屋の下は、キッチンやリビングがあるため
静かな中にも、人の気配を感じることのできる
すばらしいお部屋です。
 
数十年前にヨーロッパに旅行した際に訪れたベニスを思い出しました。
ベニスは車が走っていないので、とても静かなのですが
人の賑やかさはありましたので、それがとても心地良く。。。
人の声や笑い声は、安心感ですね。
だから、私はこのお部屋が好きなのです。

しばらくして、このお部屋を希望する入居者が現れました。
嬉しいやら、(泊まれなくなると思うと)寂しいやら・・・
 
301号室の最初の入居者は、韓国人の女性でした。
製菓学校に通う女性で、少し恥ずかしがり屋さんでした。
半年ぐらい住まわれて、製菓学校の近くに引っ越しされましたが・・・
それまでは、実習で作られたお菓子をシェアハウスの皆さまに
たまにふるまわれたり。。。

ちょうどそのころ別のお部屋にフランス人のパティシエが住んでおられましたので
オンブラージュはいつも、美味しいお菓子がいっぱい?
しばらくして、その女性は製菓学校の近くに引っ越されました。。゚(T^T)゚。
出会いがあれば、別れもある。。。というのがシェアハウスの宿命です。
 

2番目の入居者は、若いカップルでした。
日本人の男性と、アメリカ人の女性でした。
最初に内覧申し込みのメールをくれたのは男性のほうでしたが
メールでやり取りしているときから礼儀正しさがにじみ出たお方でした。

男性はアメリカの大学に通われていて、日本へ一時帰国する時に
アメリカ人の彼女を連れて、こちらに少しの間この301号室に滞在されていました。
とくにアメリカ人の彼女がとても気に入られてお部屋でした。
とてもかわいらしいカップルで、シェアハウス内でも大人気でした。

3番目の入居者は、フランス人の男性と、日本人の女性のカップルが少しの期間だけ住んでいました。
なぜ、少しだけか・・・・というと
なんと、入居1ヶ月後に別れてしまって・・・
とても残念ですが、男性はシェアハウスを出ていかれました。
女性だけは、オンブラージュに残られましたが、
1人だと広すぎるので・・・ということで、別の部屋に移動されました。

4番目の入居者は、日本人の男性が、なんとおひとりで一年ほど住まわれておりました。
301号室は、旅行者が短期で住むだけなら、4人が定員となっています。
長期ですと・・・4名で住むには狭いかもしれませんが
お2人なら、十分な広さです。
そこにおひとりで入居されておられました。
 
部屋の雰囲気から、あまり物がないほうが、スッキリしていて良いのですが
1番はじめの韓国人の女性も、4番目に住まわれた日本人男性も
荷物が多いため・・・ということで、このお部屋を選ばれました。
 
(オーナーの気持ちとしましては)
本当は、あまり余計なものはおかないで、住んでほしい
そのほうが、このお部屋の良さがにじみ出るはず、と思うわけです。
 
「大正ロマン」
「無の世界」
「安心感」
を味わってほしいわけです。(#⌒∇⌒#)ゞ

そして、現在、このお部屋は
空室でございます。
 
次は、どんな方が住んでいただけるのか・・・
どんな歴史を作っていただけるのか
とても楽しみです。(▰˘◡˘▰)
 
物語は、続きます。。。
 
オンブラージュオーナー やすい
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