
ご訪問ありがとうございます

手術から、1週間が過ぎ良好に回復している気がするので
今日はパートに行こうと思います
momのパート先は学習塾です。
叶うなら、この先も続けて指導者になる事も目指したいです
そんな気持ちでいるので、生徒の見方にも熱が入ります。
そこで、
ある一人の低学年の男子生徒が気になりました。
それは、心理的な問題です。
教室に毎回元気に出席するのですが、
少し学習すると、崩れていきます(やる気)
「やりたくない」と言って泣き言を言います。
本当に泣く時もあります。
この態度が4回ぐらい毎回続いてます。
教材のレベルに無理はなく、その子の解ける内容です。
ですが
鉛筆を持って進めようとしないのです。
この状態は、心理学でいうコンフリクトです。
以前、momの短大通信教育で勉強しました。
勉強したくないけど、嫌な勉強を放置するわけにはいかない。
結果、だらだらと時間だけを浪費する。
●その解決策
「動機と情緒」です
経験や学習は、個人の内的な経験に結びつけてこそ意味が生じる。
先生が、褒めたり、慰めたり、叱責したりします。
でも、これは外的な動機付けです。
momが、以前勉強した教科書の中で、
ハーロックという研究者が、
小学生に15分間の算数テストをさせ、
賞賛群 叱責群 無視群 統制群 の成績を比べたら
賞賛群の成績は上昇し、 叱責され続けると成績は低下した。
無視群 統制群は変化が見られなかった。
その続きは長くなるので省略します
そして、
賞罰の問題は、その人の人間観によって
意味に違いが生じてくる、不確実なもの。
まして、より成長すれば親子であれ、価値観・感性が一致するとは限らない。
子どもに良かれと思った叱責がかえって、やる気を奪ってしまった。
という結果もある。
だから、
内発的動機付けが最高なのである。
これは、
他者から賞や罰を与えられなくても自分から進んで困難な課題に熱中したり
好奇心を充足する事でどんどん学習が進む状態のこと
好奇心を抱くには → 適度な複雑さが必要(単純は飽きが早い)
どうしたら、この内発的動機付けが出来るか

答え
個人のフラットな状態と外的刺激が適度に不一致な状態。
この不一致が小さいと → 行動は生じにくい
大きいと→ 不快感や恐怖に感じる。
内的動機付けにならず、回避を選ぶ。
この心理的メカニズムが
快適な探索行動へ導かれるのだそうです。
momの学習塾で露骨に
「やりたくな~い」という子は稀で
もし、本当に塾がイヤ・勉強がイヤだったら、
出席しないと思うのです。
まあ、家庭で甘えれない子が
塾の先生に甘える行動の一つかな

とも思えますが・・・

考えさせられました。