どうして枕の中身に麦が使用されるか(経済学) | アラフォーで短大卒業して塾の運営者に!

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勉強癖がついた短大時代の影響で、一生勉強が大切な事を子どもたちにも伝えて行きたいと、フランチャイズの塾の運営をする事になりました。

こんにちはドキドキ

ご訪問ありがとうございます音譜


momは、現在経済学を学び中です


毎日、当たり前のように枕で寝てますよねニコニコ


現在は低反発で進化した商品になってますが・・・

momの時代は、確かに中身が麦を使用した枕がありました。


通気性がいいから? 長持ちするから? 綿だとすぐペッチャンコになるから?


その理由は


1732年 享保の大飢餓の際

愛媛県松前町では、


「私が飢餓で死んでもこの麦で多数の人を救う事ができるから」

といって、麦の入った袋を枕にして亡くなった義農作兵衛さんって方がいたそうです。

作兵衛さんは、自分が食べる分の麦を食べずに袋にしまって枕替わりにしていました。

この人のおかげで餓死を免れることができたので、

皆は作兵衛さんを偲び

現在では、義農祭りが毎年4月23日に行われているようです。


どういうことかというと、

 
例) 村の人口20人 1年分の麦20000㎏ しかない。


20人が飢えを我慢できず、1年で麦20000㎏を食べ切ってしまうとどうなるか?

食料が全部なくなってしまった20人は次に食べるものがなく餓死してしまう

義農さんが残した枕の中の麦(100㎏)を種もみとして育てればまた来年、麦が収穫できる。

収穫された麦を食べれば20人は生き続けることが出来る

この循環を作ったのが義農さんラブラブ


これがマクロ経済学でいう、GDP(国内総生産)ビックリマークに当たる



         麦 20000㎏ (総生産量)

     枕の中の麦   100㎏ (中間投入財)

食べてもいい残りの麦 19000㎏ (付加価値)


そして現代に至る、こうした経済の循環は日本人の場合、自分は餓死するが

「他人は助けたい」と考える義農さんの温かい心によって受け継がれているのです。



※他、ロビンソン・クルーソーが無人島で生きる様子を経済学を例に挙げる事もあるそうですよ



すごくいい話で深かった ビックリマーク