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旧式

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その昔、花火を表す代表的な言葉と言えば「風情」でした。
夏の風物詩。
夏祭りの大トリ。

最近はどこの花火大会も、どんどん規模が大きくなって「風情」の世界からすっかり遠のいてしまいました。
それはパフォーマンスであり、エンターテイメントであり、もっとも派手な夏のイベントです。

観客が求めるものは、より派手で、より迫力のある花火です。
でも、大迫力の興奮、強い刺激にならされてしまったように見えても、どこかに日本人の心は残っています。
その証拠に、夏祭りに繰り出すときだけは、普段着ることのない浴衣で出かけたくなるんですね。

派手で迫力のあるハリウッド映画が大ヒットを連発する中、地味な「三丁目の夕日」もヒットする。
そんな日本人の心の風景というものが、確かにあります。
そんな風景を写真の中に表現してみたかった。

この写真、あなたの中に眠っていた日本人の心を揺り起こすことはできたでしょうか?