わらしべ夫婦双六旅、見にいって来ました!
中村勘三郎さんや藤山直美さんら大御所はやっぱり素晴らしかった…!さすがだなぁ。語彙が足りなくてあの凄さを全く伝えられないのが残念だ。是非ご自分の目で確かめてください。
以下ネタバレあり!まだ見てない方は注意してくださいね
話は大きくわけて三つの流れがあります。
一つは主人公、博打につよい六助(中村勘三郎)と朗らかな妻おいち(藤山直美)の「一六」夫婦について。(一六は実家の店の名前)
二つ目は博打大好きな幸平(上島竜兵)と心配性な妻幸江(余貴美子)の博打夫婦について。
最後は天才少女歌手・花川春雪(矢口真里)と彼女に惚れてる一座の役者若三郎(鯨井康介)と夢次朗(伊藤陽佑)について。
これらが六助夫妻を中心に絡み合っています。
あらすじを書こうかとも思ったのですが、相当長くなりそうなので…最後の春雪関連のお話しだけ。
例によって鯨井さんに偏ってます。偏ってるというか、もう主に彼について語らせてもらいますのでそのつもりでお読みください。
若三郎は、天才歌手ともてはやされる花川春雪の一座に属していて、春雪に熱烈片思い。(夢次朗も春雪にほれていて三角関係になっている)
ひどい音痴で、座長に「お前には歌心ってもんがない!」と言われるほど。
いつも夢次朗と一緒に一座の台車を引っ張っている。
服装は袴姿。
全体的にそう出番が多いわけではないのですが、ちまちまと出て来る度になにかしてくれる役だったので、比較的目立っていたように思いました
少なくとも春雪が何かする度に必ずアクションしていたので、(笑)春雪と同じくらいには見せ場があったかなぁとおもいます。
夢次朗と若三郎は二人とも春雪に惚れていたものの、序盤の春雪にはとくに意中の相手はいないらしく、どっちつかずな態度でした。
春雪は占いで「自分に足りないものを教えてくれる相手」が運命の相手だと言われていたため、一生懸命に
「僕がかんざしを買ってあげるよ!!」とか「夢次朗は背が高すぎるから抱き合うときに台がいる!その点僕は(以下略」とかなんか的外れなアプローチをしていました(笑)まあ夢次朗も似たようなものでしたが…
二幕では、痺れを切らした若三郎が「そろそろ僕と夢次朗のどっちを選ぶのか決めてくれ!」と春雪に詰め寄ります。夢次朗は困惑気味だったような…
春雪の答えは「私に足りない物を教えてくれる人って歌に関することだと思うのよ」というもので、音痴の若三郎は動揺し、歌のうまい夢次朗はガッツポーズで「よしっ」。
とりあえずこの場は御開きで、この後一行は旅館に泊まることになります。些細ですが旅館の二階に上がる時、どつきあう夢次朗と若三郎が微笑ましかった。
旅館で春雪が歌う場面、歌える夢次朗は春雪とデュエットして良い雰囲気になります。が、若三郎は邪魔なのか、いつの間にか隣りの部屋に弾き出されてしまうという有様(笑)
その後、関東大震災のシーン。東京の様子が心配だという春雪は座長の反対を押し切って東京へ行くと言い出す。
夢次朗は俺も行く、とすぐさま同意。若三郎もハッとして遅れを取るものか!とばかりに僕も行くと言うのですが
春雪は「若三郎さん……ごめんなさい」と言い残して、夢次朗とさっさと去ります(笑)茫然とするも慌てて追いかける若三郎…。
その後はしばらく出番ないのですが、最後の方で夢次朗と夢次朗の子供を身籠もった春雪が、仲睦まじげに一六夫妻の前に現われるシーンがあって。
いちゃいちゃする二人が抱き合おうとした瞬間、「ちょっと待ったー!!!」という絶叫と共に若三郎登場!
何事かと思うと、「これを使いなよ!」と赤い花柄の踏み台を春雪に差し出し、苦々しい表情でそっぽをむいています。しかし退場はしないという(笑)
そんな若三郎に、おいちが「どうしたのあんた、女に振られたような顔をして」とトドメを差し、「ウワァァァァン!」と叫びながら若三郎ついに退場…なんて不憫な(笑)
しかしまさかここで殿のちょんまげを斬る女のときのアレが来るとは思いませんでした(笑)
これで大体全部だと思います!本筋には殆ど関係ありませんでしたが、そこそこ出番のある役で嬉しかったです。良い味でてました!
当て馬役は空回ってる姿に可愛げがあっていいなあ。
あとは余談ですが今日は節分だったので役者さんたちが豆撒きをしてました。三階だから関係ない!とオペラグラスで鯨井さんをガン見していたけど、スタッフの方が三階にも撒いてくれました。
いやあ本当に楽しかった。時間が許せばもう一回みたいくらいです。
