昨日は自主練、全日。

午前中、休日出勤で、午後の稽古にも間に合いそうになかったので、近くの体育館借りて一人寂しく。


基本振り、移動基本。

石突の利き、振り上げをコンパクトに、半身、軸手の位置、まっすぐな足運びに注意しながら。

後ろに下がりながらの基本もじっくり取り組んでみた。

引き技を使うことはないだろうけど、念のため。

打ち返し、仕掛け応じ。


で、打ち込み台。

基本打突。

踏み込み技。

二段技。

体が崩れないように、スピードというよりは正確さを意識して練習。


試合に向けて仕掛けの考察。

相手が自分と同じ能力という前提で、後の先狙いだったら、どう仕掛けるのが良いかと考えてみた。

一手目を考えるということ。

突き、振り返し、脇構えは考察より除外、現状の練習では誰も使ってこず、まだ全然わかんない。

振り上げ技:最初の一歩目を小さくすれば、相手が後の先で踏み込み技やっても良い勝負にもっていけるかな。最悪二歩目で千鳥に出たり、真横に逃れたりもできる。リーチ面で優秀。振り上げに振り上げできたらチャンスかな。

持ち替え技:一番ダメな気がする。八相に持ち替えたら踏み込もう、と思ってる後の先に、良いようにされそう。動きもかなり制限される。

踏み込み技:仕掛けるだけなら安定の最速技。

ということで、対後の先で、先の先狙いで仕掛けるなら、踏み込み技≧振り上げ技>持ちかえ技という考え方。

少なくとも先の先で八相に構えるのは無理があるなぁって思った。


次に、後の先・出ばな技狙いの相手に、失敗させる方法として、誘いを入れた後の先の考察。

振り上げ技:振り上げ自体が誘いだが、そのあと抜くのは無理。相手が振り上げを見て、踏み込んできたら、二歩目鋭く勝負。八相で抜きにかかったら、二歩目強く出て、間合い詰めて抜き技の無効化を計るか。振り上げに振り上げは合わせてこないと思うけど、それは先に出した方の勝ちということで、そのまま勝負。

持ちかえ技:持ちかえ自体が誘い、抜き技にぴったり。開幕八相で誘い、踏み込みスネとかできたのを、抜いて打突が教科書通りっぽい。しかも体で誘いも入れられる。八相ってカウンター技? 相手も持ちかえるなら難解。振り上げたら、鋭く出て勝負。

踏み込み技:踏み込んでる時点で、誘いしづらい。踏み込み技で誘うっていうのは、初志貫徹してない感が凄いな。八相で抜かれるか、踏み込み技合わされる感じかな。

ということで、対後の先・出ばな技、誘い後の先での仕掛けとしては、持ちかえ技>振り上げ技≧踏み込み技という考え方。


普通の後の先はやらないけど一応簡単に。

振り上げたら、踏み込み技を合わせる。持ちかえるなら抜きたいけど、難解。

持ちかえたら、踏み込みたいけど、懐深い相手では抜かれる可能性がある。とにかく、開幕で持ちかえてただ打ってくるっていうのは考えにくい。踏み込むなら、絶対二段技。こっちも持ちかえて、難解。

踏み込んできたら、二段技警戒しつつ、踏み込み技で迎撃か、持ちかえで抜くか。


持ちかえで難解というのは、持ちかえるタイミング、抜くタイミング、打って出るタイミングの組み合わせが多く、しかもそれぞれ相手のスピードとこっちのスピードの差があり、読みづらい、ということ。


以上を定跡と仮定して、定跡破りの練習。

振り上げと見せかけて、二歩目を出さず、そのまま水車の要領でスネにいく練習。タイミングずらしたり、奇襲に使う。正直スピードなさすぎて、踏み込み技で迎撃されたら負け確定。

持ちかえてから、振り返す練習。やっぱり奇襲戦法。スピードなさすぎ以下略。


それから遠間からの踏み込み技の練習。

中間で戦わない、がコンセプトである以上、遠間から中間すっ飛ばして近間にする技が必要。

遠距離戦から近距離戦への移行といったら、八極拳。八極拳といったら、尋常じゃないスピード、踏み込み。

ということで頑張って遠間からの踏み込み技の練習やってたら足が痛い。これもやっぱり奇襲戦法。


とりあえず先の先、誘い後の先で、序盤の仕掛け戦型はこんなもんかな。

まだ一手目だけの考察なのにね。二段技とか考え始めると、これは長いなぁ。