今日は全日。
おじさん、というかおじいさんらしいけど、男性の高段者の先生がいらしてくれた。
直心の稽古場で、男の正しい座礼の仕方がわからないという話しになっていたので、これ幸いと習う。
足の親指だけ重ねて正座、これはすぐ膝立ちになって緊急事態に対応できるようにするため。
土踏まずの丸みにお尻を収めて、背筋を伸ばすと疲れない、葬式の時良いよというブラックジョーク。
膝は拳一つ開いて。
手は足の付け根に、礼は背中丸まらないように。両手で三角形を作り、そこに鼻を突っ込むように頭を下げる。

八方振り、沢山やって、やっと覚えてきた。
寄せ足に注意。
基本振り、二段技での持ち変え、どうしても出遅れる。
どうにかして持ち変えのスピードあげたい。
足運び、コンパスで描くようにしてはダメ、直線に捌く。
その後、ひたすら、打ち返し。
なんと一時間、休みなく打ち返し。
沢山注意貰ったので、覚えている限り。
受けは柔らかく、直前まで引き付けて受ける。
前腕部力んで受けると、次の動作が遅くなる。
側面の受け、石突き側にも物打ちがあると思って、いつも同じ場所で受ける。
八相からの面スネ、軌道を上から、同じように。いつも言われるけど、横から振っちゃう。
今思ったけど、これ相右中段でやっても良い練習になるよね。今度は左右やろう。
一応後退しながらの打ち返しもやった。

その後一から八本。
親指は下を向いている、構えの基本。
胴打ち、前に打っていく。
五本目応じ、逃げすぎないで引き付けて受ける。
打ち払いは軸手の引きつけで威力だす。
七本目応じ、打ち落としは、石突きで三角形を描くように。
U先生(おじさん先生ね)は、直線的な動きで、ただそれに前後する動きが組合わさって、結果的に丸く打ち落とすような、イメージ。これは難しい。
八本目応じ、二本目の胴、肘切られないよう大きく腕を上げて受ける。
そこからの面は、左手少し通わせながら打っていくと、距離を稼げる。
早々に軸手引きつけると、小さい面になる、体を入れていく。

来年五月に昇級試験受けることになった。
何級受けるのかな? 三級かな。
級は三級までは落ちないんだそう。
防具買うか考え中。
再来週の忘年会で、先生に相談してみる。

余談だけど、着替えている時、U先生が、男でなぎなたやってる奴は変なのが多いとおっしゃってた。
確かに、男の先輩の人は変わってるなと思う。
ただ、最後の礼のあと、そのWさん(男の先輩ね)いつも今日はなんの日だとか、季節がどうとか、その時々の事を話すんだけど、とても勉強になるというか、面白い。
教養になるというか。
なぎなたも丁寧に教えてくれるしね。
変わってるけど、良い人。
良い人なら、変でもいいよね。






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