もうすでに始まってる金沢ashのクラファンについて書かないとイケなかったんだけど、僕自身全く時間がなくて、すっかり遅くなってしまってごめんなさい。

 

 

今年の3月10日にヘルボヘルギで金沢ashに行き、ライブ後の食事の最中、オーナーの池ちゃんに「コロナ後の震災でお店経営は大丈夫?」と何気に聞いてみたら、しばらくの沈黙の後「実は車を売ったお金でなんとか繋いでるんで、あと何ヶ月持つか……………」な話でめちゃくちゃビックリした。

 

ROCKとashを愛し、確実にashを守り繁盛させて来た池ちゃんからのまさかの言葉だった。

 

色々話を聞くと、コロナはなんとか持ちこたえれたけど、その後の震災での風評被害で金沢は『行っては行けない危険な街』になり、お客さんがプッツリ来なくなったのが大きな原因だそう。

(念の為に書いておくけど、僕らのライブの日とその翌日も一度も地震はなかったよ。)

 

話し終わった池ちゃんに下山くんが「チキンジョージもクラファンでなんとか持ちこたえました。池さんもクラファンをやってみてはいかがですか?」と切り出した。

ところが池ちゃんは「うちにはチキンジョージのような長く素晴らしい歴史も売るものもございませんから、多分無理だと思います。」な意見。

池ちゃんは謙虚なところがイイんだけど、ここは謙虚になってる場合じゃないので、こんなのは?あんなのは?ってその後もいろいろ話は出たんだけど、どうも池ちゃん的にしっくり来ないみたいで話が進まない。

 

「じゃあ、僕が曲を書いて、それをashに縁のあるミュージシャンで完成させてCDにし、それをリターンにすれば?」な話をするといきなりまとまり、僕は帰って数日後に曲を完成させた。

 

曲はashでいつもかかってるBGMのフィーリングをたっぷり含んだ曲に仕上げたよ。

 

その後、ミュージシャンに声をかけたら、みんなノーギャラなのに快く引き受けてくれた。

 

まず、陽子ちゃんが作詞をしてくれて、歌は下山くんとのツインボーカルになった。これって、最初から最高に豪華すぎだよね?

交互に歌ったり、ハモったりするのがたまらなく気持ち良くて、たまらなく熱いよ。

Na-Na-Naのコーラスも最強で「シンセが発達してなかった昔はコーラスこそ最強の武器で最強のオーケストレーションだったよな~」と感慨深くなった。

 

ドラムは僕の大好きな竜とテツさん。

同じ曲を2人に叩いてもらった。

なので、同じ曲が2バージョン。

同じ曲なのに「ドラムが違うと、ここまで違うか?」なバージョン違い。

曲のフィールが全く違って「音楽って、人って素晴らしいな~」って感じたよ。

 

しかも竜のドラムにはテラちんがベースを弾き、テツさんのドラムにはテラちんの息子のリョータくんがベースを弾くという、因縁の親子対決(笑)

 

Ra:INのDIEちゃんも参加してくれる事になったので、竜バージョンにはトシのキーボドバッキングが、テツさんバージョンにはDIEちゃんのキーボードバッキングが入る事になり、ここでもまさかのキーボード対決(笑)

トシからの音源はまだ届いてないけど、DIEちゃんのバッキングは素晴らしいよ。

 

 

で、みんなが気になるであろうソロ回しは 竜バージョンが、ダイダライダのケンタローくん~XのPATA~我らがトシ~山本恭司さん。

 

テツさんバージョンは MadbeaverのKiyoshiん~地獄ギター小林くん~DIEちゃん~僕な感じで、すでに音源が揃いつつあるけど、とても個性豊かで素晴らしいソロばかりだよ。

5月9日に僕のバッキング・トラックを録り終えてみんなに送ったんだけど、どうも、池ちゃんは恭司さんにお願いする勇気がなかったみたいなので、僕が「それでなくても忙しい恭司さんにノーギャラの仕事をお願いするのは失礼だとは重々承知の上での...............」って代わりにお願いLINEしてみたら「月曜に戻るのでやってみるね~♪あ、すでにクラファンには参加しています」な流石『神』な嬉しい返事が(涙)

SNSで知ってすでにさりげににクラファンしてくれてたとは、やっぱ神はちがうね。

カッコよすぎだよ。

 

 

SUN-GOは3回メールしたんだけど、全くのスルー。

まあ、いつもの事なので(笑)とっくに諦めてたんだけど2日前に電話が来て参加してくれることになった。

ソロパートはもう順番が決まってたので、テツさんバージョンのアコギを僕のと差し変えてもらうことにした。

竜バージョンは僕のアコギなので、ここでもまさかのアコギ対決だ(笑)

お金かけれないので僕の仕事部屋でのレコーディング。

SUN-GOの仕事部屋でのレコーディングはこれで2回目なんだけど「コーヒー飲みたい」「タバコ吸いたい」とかの面倒臭い発言と行動でまた結構時間がかかるのではと今から鬱になってるよ(笑)

 

ドラムや歌は、いつもPUNISHでお世話になってるクランチスタジオ 石野さんがこれまたノーギャラでやってくれた(涙)

 

映像も『ラウドネス、浜田マリ、アンセム』などで有名な山田監督がこれまたノーギャラでやってくれることになった(涙)

 

お願いして断られるミュージシャンもいて、風が吹いたりしたけど、今はみんなの優しさと熱さに感謝。

ありがとう。

 

クラファンもすでに242%も集まってるよ。

みんなに、ありがとう。

まあ、最初の設定が低すぎるからこうなったんだけど、ここにも謙虚な池ちゃんが出てるね(笑)

 

 

興味をもったら、クラファンをお願いします。

最強のCDを届けるよ。

 

https://camp-fire.jp/projects/view/755115

 

池ちゃん、これで店潰したらみんなで恨むからね、この後 死ぬ気で頑張ってね(笑)たのむで~。