この中から出来るのは唯一紙を使っての脱出方なんだけど、トイレの中はドアの受けの方なのでドアの隙間が見えないし、見えてる隙間も直角なのでその奥の肝心なところに紙がうまく入らない。
紙の先端を丸めて何度もやってみるけど扉が密着してて何度やっても入らない。
ドアノブ付近がピッタリ密着してるんで「ドアの下の方はどうだ?」とやってみたんだけど、これもうまく入らない。
「じゃあ、ドアの上はどうだ?」とやってみたらなんとか紙が入る隙間を確保、そのまま紙をノブのところに近づけて行くんだけど、密着しててなかなか進まない。
でも諦めずに紙の向きを変えて匍匐前進のようにチミチミ進む。
ドアノブまであと少し。
「ここは焦らないで更に落ち着いてゆっくりと~」と自分に言い聞かせつつ再びチミチミ進む。
やっとドアノブに差し掛かりはしたけど、何度やってもうまくいかない。
諦めずに向きを変えて何度もやり直してるといきなり「カチャ」と音がして、扉がスーッと開いた。
もうねこの開放感たるや凄いよ。
「扉の向こうはまさにありえないほどの天国だった」な感じだよ、
扉の向こうはただの廊下なのにね(笑)
ここで冷蔵庫に直進してBEERを一気に飲みたい気分だったけど、Macの回収までの時間があまりにも少ない。
「こんな時でも慌てない慌てない」と自分に言い聞かせ(これで何度目???)覚えた手順でMacのデータを消去しようとしたら「あんたがつこてるMacではこの方法は使えまへんで~」な感じのえげつないアラートが(涙)
『多分、いや、決して大阪弁のアラートではなかったはず(笑)』
再び慌てふためいて調べ直して、慌てふためいてデータを消して、新しいOSを入れ直すのに時間がかかってイライラしつつ、結局回収の時間にはイイ感じで間に合った。
でも、回収に来たのはその4時間後だったから慌てる必要もイライラする必要もなかったみたいなんだけどね(笑)
トイレから自力で脱出でき、Macの回収の準備も時間前に終えた僕にはもう何も怖いものなし。
大量のアドレナリン出まくり(笑)
なので休憩もなしに新しいMacの下準備に取り掛かる。
もう「今の僕は無敵だ」と確信してた。
ところが、行方不明のプラグインやオーサライズが必要なプラグインや、iLokから外して新しいMacに入れ直さないといけないプラグインが山程あって、メーカーごとに違うからいちいち新鮮に面倒臭い、しかもサイトが全部英語だ、たすけて~(笑)
やる気満々だった僕もさすがにこの攻撃で、しおしおのぱーに。
結局あっさり、昼食前に「今日はもうご飯いらないから、このまま眠りたい」って思ったんよね(笑)
こんな事ってホントのホントにあるんだよ。
前に鍵職人と話した時に「私はひとけのないトイレに閉じ込められた経験があり、その時はラッキーでたまたま通りかかった人に助けを呼んでもらえたけど、それ以降トイレに行くときは必ず携帯を持っていく。」って言ってた事思い出したよ。
みんなも一人でトイレや扉の向こうの部屋に行くときは必ず携帯を持っていってね。
そうだ、このトイレから脱出できた神的な紙はヤング・ギター。
裏表紙破いちゃった(汗)
ありがとうヤング・ギター、そして編集長斎藤さんこんな事にヤンギを使ってごめんなさい...............
みんなもトイレには必ずヤング・ギターを置いておくんだよ。
読んでもよし、脱出にもよしだよ♪
脱出方はここに詳しく書いてあるよ。
ブックマークしておいてね。