昨日の続きね。





これは、キラーで最初に作ってもらったスケアリー2本のうちの一本。
写真では分かりにくいんだけど、この頃はピックアップをホットレイルに変えて使ってる。
アッシュボディーがソリッドでいい音なるんよ。









SLYの時のアンクの写真もクローゼットだね。
手元にあったのはこの一枚。
アンクは全部で5本あっていい写真がいっぱいあるんよ。
ここにアップしたかったな~。
残念なんだけど、次回の超大掃除の時に。

このギターはただでさえ重いアンクの、しかもダブルネックなんで、新手のいじめと言うか殺人級の重さ。
でも、めちゃかっこいい。
12弦ギターはレコーディングで使いたい気持ちはあるんだけど、弦交換の超~面倒臭さを考えるとクラクラしてきて「ここは12弦だと思ったけど、6弦でも全然問題なしだね。6弦の方がかえっていいかも?」と自分で自分に言い聞かせてしまうんよ(笑)











SLYの4枚目『ヴァルカンウインド』からヘイマーになった。
このルックス、堪らないね~。
音も最高でずいぶん長い間使った。
塗装も素晴らしく、酷使したのに表はほとんど傷がないのも凄い。
半音下げチューニングの僕にはテンションが緩かったんで、ボディーを削りテールピースを下げた。
テンションが強くなって音が引き締まり、テールピースがボディーに密着したんで想像以上に音が良くなった。
ラッキーだね。










『MADE IN JAPAN』 のギターが使いたいと思い、あれこれ試した結果フジゲンに。
このギターはお店にあったやつをあれこれ交換してもらった。
音も作りも素晴らしく日本製の凄さにビビってたんだけど、
次のシグネイチャーモデルの1号機で打ちのめされた。
このギターはピックアップをダンカンのP90タイプに替えた。
メタルじゃないセッションやサポートでよく使うんだけど、これも堪らなくいい音なんよ。










このギターは1号機。
ネックにタイムレスティンバーっていう、100年近く湖の底に沈められてたメイプルを使ってるんだけど、そのパキンって鳴りはまさにアタリのオールドギターのその鳴り。
「ギターは木が一番大事なんだ。」と当たり前の事を教えてくれたギター。
このギターのアンクマークの足を少し伸ばしてもらい、ボリュームの位置を少し変えてもらい、ネックのインレイを派手にしてもらったのが、今のメインのVFL-SHARA2 










1号機はどっしりしっかりした鳴り。
この2号機の方が派手な音で暴れる感じだったんだけど、弾いているうちに落ち着き、抜けのいいレンジのめちゃくちゃ広い音になった。
鳴ってない音域がないぐらいの天国級のイイ音(笑)











このフジゲンのSHARAモデル2本こそ僕の追い求めた音。
「もう他にギターはいらない。」とさえ思ってるんだけど、フジゲンはソロアルバムのジャケットのギターとは別の黒いギターを製作中で、フジゲン今福さん曰く「前の黒とは別物」だそう。
そのギターは日曜の信州ギター祭りに持ってきてくれるらしいんで、いまから楽しみすぎてどうしよう(笑)












その他の最近の愛用ギター。
まずはピアレスのジャンボ。
写真ではわかりにくいけど、12フレット辺りのアンクもめちゃ綺麗。
音はどう録ってもいい音で凄い。
前に白と黒のプラスチックのブリッジピンを買って、白黒交互に付け替え「なかなか可愛いぞ~」と思ってたんだけど、音が変わってビビった。
もとから付いてたエボニーが好みだったんで、ソッコー戻した。
このアコギの少しひずんだ感は凄く気持ちいいんよね。
弾き続けるうちに、ギターだけじゃなく僕や部屋まで鳴ってくる感じ(笑)













これはオベーションのVXT.
mintmintsのライブで使ってるんで知ってる人も多いと思うけど、この一本でエレキとアコギの両方が出せる。
どっちにするかはスイッチじゃ無くてバランサーなんで、バッキングをアコギでやってソロはエレキの時に、バッサリ切り替わるんじゃなく自然に変わるのが素晴らしい。
ヘイマーとオベーションは同じカーマン・グループって会社なんだけど、その両者の美味しいとこ取りなズルイ感じ。
爆発的に売れると思ってたのにあまり売れなかったそうな(涙)
めちゃいいギターなんだけどな~。
僕のソロアルバム『SHARA』のラスト2曲のアコギのメロディはこの音。
このギターの音をまだ聴いたことのない人はここでアルバムのプチ試聴ができるんで、最後の2曲を聴いてみて。











最後はオベーションの赤。
かっこいいでしょ~。
これもめちゃいい音。
ボディートップを限界まで薄く削ってくれたそうで、鳴りが凄い。
なので弦をはりっぱなしだとお腹が出る(ボディートップがゆがんでくる)んでこのギターだけは弾き終わると弦を緩めてる。
このギターはプリアンプも最高でアコギの歪感をブレンド出来るんよ。
アコギの音は実はクリーンじゃない。
その歪感を理解すると曲中で上手く使える。






自分では全くそんなつもりはなかったんだけど、
こうやって見ると結構ギターが変わってるんだね。

僕を触発して、いろんなインスピレーションを与えてくれて、いろんなメロディを一緒に作って来たギター達に感謝。
ありがとう。