それから数年経ち、確かシェイカーの SHARA DAY 当日の朝に今度はいきなり右足の親指に激痛が走った。
腫れてはいないけど、かなり痛い。
場所が場所だけに「今度こそあっち系のキャラになってしまうのかもしれない。」と不安になり、朝イチで病院に行った。
その病院は凄く小さいんだけど、先生が真面目で信用出来る人だったんで、いつの間にか何かあればそこに行くようになってた。
先生はいつものように僕の顔を見ながら「どうされました？」って聞いて来た。「腫れてはいないのですが、足の親指が痛くて歩くのも大変なんです。」って言ったら例のごとく「お酒は飲まれますか？」「はい、BEERがメインでいろいろ飲みます。」なやりとり。
「足を見てみましょう。」と見つつも冷静で決して笑ったりはしない。「見たところ、腫れはないのですが、少し熱を感じるんでこの後腫れて来るかもしれません。血液検査をするんで詳しい結果は後日になりますが、痛風ではないと思うんで、痛み止めと抗生物質出しておきます。」と冷静に答えた。
安心しつつもちょっと怖かったんで「この後腫れてきたら、痛風なんですか？」って聞くと、『ぷっ』と吹きそうになるのをこらえながら「腫れて痛くてどうしようもない時は明らかに痛風です。」と初めて見るいい笑顔で答えた（笑）
普段笑った事の無い先生が無防備に笑ったんで「数年前の指の時の医者もそうだったけど、どうも医者は痛風がおかしいらしい。」とさりげに感じた石原君であった（笑）
続く～。