シェイカー再結成以降の話なんだけど、ツアー中たま～にギターの音の悪い日があった。
どっかでエネルギーが8％ほどロスされてる感じの音で、いつもと抜けが違う。
エフェクターの調子はいい感じだし、アンプの問題でもなさそう。
ギターのネックは自分で調整するんで、いつもいい状態に保ってる。
ケーブルもツアー前に楽器屋さんで全部作ってもらったばかり。
アンプのチューニングを変えて対応するんだけど、どうもなっとくいかない。
ライヴ中もライヴ後もなんだかすっきりしない。
会場の電源の善し悪しかとも思ったけど、放っておくわけに行かないんで、ツアー終了後全てのセットを家にもって帰って、あれこれ試してみた。
しばらくして、犯人は分かった。
エフェクターをつなぐ一本の短いケーブルだった。
そのケーブルは予備をかなり作っておいたんで、そのハズレの一本にあたる確率はかなり低い。
たまにしかハズレに当たらないし、ケーブルを全て新しくしたんで安心しきってた（涙）
わずか20センチのケーブルに悩まされてたのにメチャ腹が立ち、2度と悪さ出来ないようにそいつをハサミでちょん切って、ゴミ箱に捨てたんだけど「なんでもっと早くこいつの存在に気がつかなかったのか。」と
今度は自分に腹が立って来た。
みんなも気をつけて、犯人は近くにいるよ（笑）