石原"SHARA"愼一郎 official website

名盤マシンヘッドで、どっぷりパープルとロックの魅力にはまった。
姉にラジオもいろいろ教えてもらい、自分でもいろいろ開拓し、新聞のラジオ欄を毎日熟読しては聴きまくってた。
ロックが聴けるなら AM も FM も関係なかった。

このライヴインジャパンも最初はラジオで聴いた。
ライヴ盤の迫力はスタジオ版より遥かに凄く、お客さんの興奮も手に取る様に分かり、ますますパープルの事が好きになった。
かちっとまとまったスタジオ版より自由なライヴ盤に魅力を感じ、「早くライヴで生のパープルを見たい。」と思ってた。
その頃にはカセットデッキも購入してたんで、もちろんエアーチェック(これも死語か?ラジオを録音するってことね。)したんだけど。
ガマン出来ずに、お小遣い握りしめソッコー心斎橋ヤマハに買いにいった。
演奏もサウンドも素晴らしい。
バンドがいい状態なのがよくわかる。
まさに名盤中の名盤だと思う。
ジャケットを見ながら、何回聴いただろう。

その後、パープルの2度目の来日を厚生年金会館に見に行くんだけど、イアンギランは髪の毛切って、ヒゲボーボーで、バンドの演奏もライヴインジャパンと比べ物にならないぐらい酷くて、がっかりしまくった。
ニューアルバムの紫の肖像から一曲もPLAYしなかった事もガッカリを増幅させた。
その後、サンタナの表紙のミュージックライフでイアンギランとロジャーグロバーが脱退する事を知って、目の前が真っ暗になったんだけど、大好きなリッチーが「パープルは解散しない。」って言ってたんで何となく次の展開が待ちきれなくなってた。
けなげだね~(笑)

ちなみに僕が初めていったロックバンド?のライヴは、当時グループサウンズに凝ってた姉に無理矢理連れられて見に行った、オックスだ。
僕より年上の女の人だらけで、「キャー。」って言う声と紙テープ(当時はなぜか、みんなステージに向かって色とりどりの紙テープを投げてた。いつの間にか無くなったね~。)の数が凄く、最後に野口さんと、赤松さんがお約束の失神をした時の「キャー」は鼓膜が破れるかと思った(笑)