こんばんは。
連休明け+仕事が忙しく、お疲れモードのよ坊さんでございます。
8月1日にブログを再開させ、月イチで更新をといいいながら、9月も半ばを過ぎてしまいましたね。
ちゃんとした記事を書きたい→そこそこの時間をかけないと→今日はムリという日々が続きまして(^▽^;)
ようやく時間が取れた次第です。
さて、今回取り上げるテーマは ”知覚過敏”です。
Twitter上で知覚過敏と歯肉出血と、どちらがいいか聞いたところ、知覚過敏に2票入ったので(←少なっ・笑)
こちらに致しました。
まずは、知覚過敏とは何ぞやというところから、お話ししたいと思います。
簡単に言ってしまえば、”虫歯じゃないのに歯がしみる”という、どこかで聞いたことあるフレーズと全く同じでございます(笑)
難しく言うと
歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい飲食物、甘いもの、風にあたった時などに歯に感じる一過性の痛みで、特にむし歯や歯の神経(歯髄)の炎症などの病変がない場合にみられる症状
となります。
では何故、虫歯でもないのに、痛み(しみる)を感じるのでしょうか?
皆さんは、歯の構造をご存知でしょうか?
”そんなもん、知ってる訳ないでしょ?”Σ\( ̄ー ̄;)
という声が聞こえますが(笑)
でも、”エナメル質”とか”象牙質”って言葉は、聞いたことありませんか?
歯はこのような構造になっています。
うお~、文字が読みにくいですね。
ごめんなさいm(_ _ )m
一番外側がエナメル質、その内側に象牙質、さらにその中に歯髄(神経)、という構造になっています。
歯の根っこの方は、象牙質の外側が、エナメル質ではなく、セメント質というものになっています。
で、一番外側のエナメル質は、人間の体の中で一番硬い組織であり(骨より硬いです)、神経も通ってない為、触っても何も感じません。
ただ、硬いですが、もろいです(←ここ重要ポイント)
ですが、象牙質は、神経に近いため(表面に小さな無数の穴が開いており、そこから刺激が神経へ伝わる)触った感触や、痛み、温度を
感じます。
通常、象牙質はエナメル質の中にあるので、刺激が伝わりませんが、歯磨きの力加減が強すぎて、歯グキを下げてしまったり、エナメル質を
削ってしまうと、象牙質が露出してしまいます。
すると、刺激が神経へ伝わるので、痛み(しみる)を感じるようになります。
特に、歯と歯グキの境目は、エナメル質が薄く、簡単に削れて象牙質が露出しやすいです。
(もろいってヤツですね)
患者さんの多くは、まず磨き過ぎて歯グキを下げてしまう→エナメル質が薄い部分が露出される→エナメル質を削ってしまう→しみるという経過をたどっています。
よく、歯グキが下がるのを、年齢のせいにしてる方が多いですが、どちらかというと、磨き過ぎの方がとても下がります。
しみる仕組みが分かったところで、なってしまったらどうするか?です。
ただ歯グキが下がっているだけでしたら、知覚過敏を抑える薬を塗布して様子を見ます。
それから、知覚過敏用の歯磨き粉を使うのも有効です。
(注:決してシュミテクトの回し者ではありません・笑)
知覚過敏用の薬である、乳酸アルミニウムや硝酸カリウムが、象牙質の穴を塞いで、刺激を遮断してくれるのです。
(実は歯そのものにも治癒能力があって、神経内に壁を作って、しみなくなるようにしていきます。ただ時間がかかる)
歯グキが下がっているだけではなく、歯が削れていたら、そこを樹脂(コンポジットレジン)で埋めます。
上が削れている状態で、下がレジンで埋めた状態です。
いろいろ治療をしても、どうしても痛みが治まらない場合は、歯の神経を取る治療となりますが、神経を取ると歯がもろくなるため、これは
あくまで最終手段です。
一番は知覚過敏にしないことなので、予防しなければいけないのですが、ズバリその方法は
歯磨きの力加減に気を付ける
です。
これについては、歯科医院で歯科衛生士に指導を受けて下さい。
ここでいろいろ言っても、適切な力加減の確認は難しいので・・・。
ここまでいろいろとお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか?
この知覚過敏(特に歯が削れてしまっている場合)を含む第三の歯科疾患”Tooth Wear”というものが、注目されています。
(他の疾患は、言わずもがな、虫歯と歯周病です)
これについても、いずれお話ししたいと思っております。
Tooth Wearは、ストレスが深くかかわってたり、ある意味現代病といえるものなので、絶対お話ししないと!!
では今回はこの辺で。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。

