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とある歯科衛生士のひとりごと

歯科情報を発信しております。

こんばんは。

またまたご無沙汰のよ坊さんでございます。

出来れば月初めで更新したいと思っているのですが、なかなか。

 

さて今回のテーマは、

親知らずでございます。

(リクエストがありまして、予定していたものではなくなりました。)

リクエストした方は、抜歯するかどうか悩んでいるとの事でしたので、その辺りを中心に書きたいと思います。

 

でもまずは基礎知識から。

 

親知らずというのは、俗称です。

正式というか専門用語としては、第三大臼歯といいます。

何故親知らずという俗称がついたのか?

永久歯は、大体中学生くらいまでに生え揃いますが、親知らずは高校生~20代前半に生えてきます。

年齢的に親が気づかないというか、もう親も関知しないような年齢で生えてくるので、親知らずという名前がついた・・・。

と言われています。

(大昔なら、もう親が亡くなってるなんて事もあっただろうし)

 

それこそ大昔の日本人であれば、顎が大きかったので、親知らずまでキレイに並んで生えていました。

現代人は顎が小さいというか細くなり、親知らずまで生え揃わなくなりました。

あるいは退化して、親知らずがないという人も・・・。

 

退化して親知らずがないとか、あるいはあっても、顎がしっかりしてて真っ直ぐ生えているならいいのですが、

顎は小さいのに親知らずがあって、生えるスペースがないから横向きに生えてしまった、というのが問題な訳です。

 

 

この図だと1は問題なしで、3が問題ありとなります。

(2は口の中に出ていないので、それほど問題ではない)

 

特にこの状態が一番問題を引き起こします。

親知らずと手前の歯、両方虫歯になりやすいし、歯ぐきも腫れやすい。

そうなると抜歯となるのですが、またそれも問題があるのです。

 

抜く際に、そのままでは抜けないので、親知らずを削って分解して抜くようになります。

場合によっては歯ぐきも切るので、ちょっとした手術になります。

(なので、大学病院など大きな病院への紹介となったりする)

さらに、親知らずの根っこが、顎の骨の中を走る大きな神経に触っていた場合、

(こんな感じです)

抜く際に神経を傷つけてしまい、しばらく痺れが残る事があります。

(そういう可能性がある場合は、CTを撮って確認しますが・・・)

 

また、若い内はいいのですが、ある程度の年齢だと、親知らずが顎の骨と癒着して、抜くことが困難になります。

 

というわけで、親知らずを抜く際は、歯科医師とよくご相談下さい。

ここで、何度も言ってる話になりますが、かかりつけを持つことが大切となります。

相談しやすいし、もし抜くとなってどこか紹介される時も、スムーズですからね。

 

まずは自分の口の中に、親知らずがあるか確認するところから始めてみて下さい。

 

最後までお読み下さり、ありがとうございました。