とある歯科衛生士のひとりごと

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大変ご無沙汰しております。

5年近くブログを放置していた、よ坊さんでございます。

時間が全くなかった訳ではないのですが、どこか面倒だなという気持ちがあって、後回しになっておりました。

歯科情報を、もっと発信しなくちゃいけないのにねぇ・・・。

 

さて今回は、前から皆さんにお伝えしたいと思っていた、歯肉(歯グキ)からの出血について解説したいと思います。

 

何故これを伝えたかったかというと、出血の原因を勘違いしてるなと感じているからです。

私が診ている患者さんで、歯の掃除の最中に出血して、それを私のせいといわんばかりの態度の人がいるのですが、

(私に歯肉を傷つけられたと思っている)

私にしてみたら、”あなたのせいですよ”なのです。

 

そもそも、何故歯肉から出血するのでしょうか?

歯科医院での歯の掃除だけでなく、自分で歯磨きした時に出血したって方もいらっしゃるかと思います。

あるいは、リンゴをかじって出血した方とか(←古すぎる)

 

上手く歯磨きが出来ず、プラーク(汚れ)が残ったままだと、歯肉が赤くなり腫れます。

(歯肉の炎症、ここから歯周病となる)

歯肉が腫れるのは、炎症が起きたところの血管が拡張して、さらには血液が滲出するためです。

そのような歯肉を、歯ブラシや歯の掃除の道具で刺激したら、血管内で滲出していた血液が、外へあふれ出ます。

それが出血となるのです。

歯ぐきが腫れる原因は、歯が上手く磨けていないとなるので、

出血するのは”磨けていない、あなたのせい”なのです。

 

原因が分かったところで、どうやったら出血しなくなるかを解説したいと思います。

原因が歯肉の腫れなので、腫れを引かせればいいのですが、その方法はズバリ

”正しい歯磨き”です。

歯と歯肉の境目の汚れを丁寧に取る、これにつきます。

だけど、意外と難しい。

なので、歯科医院で歯科衛生士の指導を受ける事をお勧めします。

なかなか受診出来ない場合の、簡単なセルフチェック方法もお伝えしますね。

歯磨きが終わったら、歯と歯肉の境目を、舌で触ってみて下さい。

ツルツルになっていたら、上手く磨けています。

ザラザラや、ヌルヌルであれば、まだプラークが残っています。

ツルツルになるまで磨きましょう。

原因のところで触れたように、まだ腫れが残っている場合、歯磨きすると出血します。

腫れが治まるまでは出血するので、気にせず磨きましょう。

この場合は、痛みがないことが多いです。

もし痛む場合は、磨き過ぎの可能性があります。

優しく磨きましょう。

 

最後にまた、私が診ている患者さんの話をしたいと思います。

その患者さんが、歯のクリーニングを終えたあとで、こうおっしゃいました。

”歯のクリーニングをしても、血が出ないとこがあるんですね。歯肉の状態がいいと出ないんですか?”

ああ、この方はちゃんと理解して下さったんだなぁと嬉しく思いました。

 

はぁ~、ようやくブログにすることが出来た~。

何とかいい歯の日に間に合わせられました。

皆様、丁寧に歯を磨き、出血のない健康な歯肉を手に入れましょう!!