怒った夏雄は、2度と家を訪ねて来る事も子供たちに会う事も許さない!と、葉思仁を追い出す。
ここで、夏天が夏雄に反抗。
なぜ父親なのに会ってはいけないのか?と・・・・。



なんかね、夏宇たちだってそう思ってはいるんだけど、それを言ったらどうなるかわかるから黙ってるんだよね。
なのに、それを正直に言っちゃうのが夏天の不器用なところなんだよね~。

父親への思慕を隠さない夏天に夏雄の怒りは増幅し、夏天のギターを壊してしまう。傷ついた夏天は、家を飛び出して葉思仁の元に。



ギターを壊された事を知った葉思仁は、自分のギターを夏天に貸し与える。
でも、さすがにギターの練習に集中できない夏天・・・脩はそんな夏天に、鬼龍に変身すればギターの才能が発揮できるのにと言う。
しかし、夏天は自分本来の能力で、努力をしてギターの腕を磨きたいと訴える。
脩はそんな夏天に、その心意気こそが終極鐵克人たるものの重要な要素だ?みたいな?ニュアンスの事を言う。そして、ギターの練習を始める前に、越えるべき壁を乗り越えろと・・・。



夏天は、夏雄とちゃんと話をして、自分がギターをやる事を認めてもらおうと家に戻る。しかし、夏雄はどうしてもギターがやりたいのなら、さっさと家を出て父親の元に行けと言うばかり。
夏天は、夏雄に認めてもらうまで動かない決意で、家の前に跪くのだった。
雨が降り、夜になってもその場に留まる夏天を心配する夏宇と夏美。





夏雄が頑なにロックを嫌っているのは、かつては自分の夫だった葉思仁に対する複雑な思いがあった。
そして葉思仁はと言えば、いつの間にか夏天と一緒に家の前に跪いていた・・・。
雨にうたれ、寒さに奮えながら歌い出す夏天。その歌を耳にした夏雄は、葉思仁との幸せだった頃の思い出を蘇らせ、いつしか頑なな心が氷解していくのだった。
追記:ここで夏天が歌っていたのは、葉思仁が昔作った歌という設定らしい。
↑ああ、違うよ!ウソです!これは葉思仁がよく歌っていた曲だったって事です!!(テレサ・テンの曲じゃんか~)


とうとう折れた夏雄は、夏天と葉思仁を家に入れる。
そして、夏天がギターをやる事を許すのだった。



一方、夏雄の恋人・ヴィンセントはやはり何者かの命令で夏雄に近づいていた。そんなヴィンセントと話をした葉思仁は、うっかり作戦に乗ってしまい(と言うか金の力に負けたのか)、彼が夏雄と再婚する事を認める方向に傾いてしまう。
そんな父親に、夏天は軽くショックを受けてしまった様子・・・??