導演/廖斐鴻
出演/汪東城@飛輪海(汪大東) 辰亦儒 @飛輪海(王亞瑟) 炎亞綸@飛輪海 (丁小雨) 唐禹哲(雷克斯) Melody(田欣) 黄小柔(煞姐) 張皓明(金寶三)

(この辺の展回は、かなり私の深読みが入ってますのでご了承を・・・。)


亞瑟と小雨は、街で喧嘩ランク2位・・・”KO.2”と思われる人物に遭遇した事があり、その際に亞瑟は顔を殴られた。相手の動きが早すぎて姿はハッキリ見えなかったが、亞瑟はその面影を雷克斯に見い出す。

雷克斯は社長の息子で家は金持ち、喘息もちで身体も弱く、暴力的な事には無縁の男だった。だから、大東は常に彼の事を守りたいと思っている。
しかし、雷克斯が復活したとたんに彼に対する様々な噂がささやかれるようになる。黒猫酒店という、あまり柄の良くない店での目撃情報、そして、実は彼の家は没落しているのではないかという憶測。
大東はそれらを全く信じていなかったが、学校に雷克斯への借金取りたて電話があったと田欣先生に相談され、少しだけ疑念を抱くようになる。


雷克斯に、それとなく家の事を尋ねる大東。家に遊びに来ればいいと雷克斯に笑顔で言われ、一瞬でも彼を疑ってしまった事を後悔する。


一方、黒社会の人間である亞瑟は、裏表のある人物に対して敏感だ。彼だけが雷克斯の好学生ぶりを嘘っぽく感じていて、彼は小雨に、雷克斯の突然の復活をどう思うか尋ねるが、小雨は亞瑟ほどは何も感じていない。
さて、亞瑟は雷克斯に疑念を抱いているが、それを小雨にしか言わないのは、雷克斯を信用している終極一班の連中、特に大東に気を使っているのだ(亞瑟と小雨は転校生だし)。しかし、そういう感情を抱きながら大東と付き合ってもいられない。亞瑟は、後から合流してきた大東に、自分の思いを小雨から上手に伝えてもらおうとするが・・・


「亞瑟王は雷克斯がKO2だって疑ってるんだって」
「お前・・・そんなストレートに言うなよ・・・・orz」
(この画像、小雨のこっち側に大東がおります)
が、大東は気を悪くする事もなく笑ってそんな事はないと否定する。みんな良い奴だなあ・・・・。
ところで、怪しい屋台の”断腸人”は妙に喧嘩ランキング上位者の情報に詳しい。彼が言うには、KO2の正体を知っているものは誰もいなくて、更に、そいつはかなり危険人物なのだという。

そんな間に、雷克斯は密かに田欣先生を呼び出していた。場所は噂の黒猫酒店。先生はそこで働いている雷克斯の姿を見て唖然とする。雷克斯は先生に真実を打ち明ける・・・・親の会社が倒産し、その借金のかたにこの店に身売りしたのだと・・・・でも、その事を大東にだけは言わないで欲しいと。その時、店に借金取りの連中が押しかけてきて雷克斯を連れ出して行ってしまった!先生はどうしようもなく、大東に連絡をしてしまう。

連絡を受けた大東は、亞瑟と小雨と共に黒猫酒店へ向かう。
そこには、借金取りにボロボロにされた雷克斯の姿が・・・・。


「雷克斯!?お前大丈夫か!?」
「大東・・・・」


「本当の事を言わなくて・・・・ゴメン・・・・」

翌日、大東は終極一班の連中に亞瑟の現状を説明し、皆でバイトをして雷克斯を店から身請けしようと呼びかける。大東は人望があるので、皆渋々ながらもそれを承諾する。
雷克斯は、「本来は自分で解決すべきなのに」と言いながらも、皆に頭を下げる。

亞瑟だけはそんな雷克斯を覚めた目て見ていたが、黙って大東の提案にしたがい皆と働き始めるのだった。

*****
いや~、期待通り、唐禹哲がイイのですよ~!雷克斯が出てきてから、すごく面白くなってきました。
で、亞瑟だけが雷克斯を疑っているので、ちょっと孤立していってしまうんですよね・・・でも、あえて声高に自分の主張を通そうとしない亞瑟の大人っぷりが素敵ww
小雨は誰に対しても等しく無関心なのだけど、亞瑟の気持ちが分からないわけでもない。でも、自分がそう思っていない事にたいして軽い気持ちで賛同はしない奴なのだ。
大東は、雷克斯の事は何でも分かっているつもりだから、亞瑟の疑念に対しても余裕でいられるのだね。

しかし、亞瑟だって、そんなに人を見る目が無い訳じゃないのだよ。
それに、以前黒猫酒店で目撃された雷克斯は・・・・・


こんなんだったんだせ~!!!