フレーザー島はオーストラリア
のクイーンズランド州に属する世界最大の砂の島です。
世界自然遺産に指定されています。
この島はとにかくカッコイイ!!まずは島の東側、75マイルビーチと呼ばれるながーーーいビーチの波打ち際ぎりぎりのところを、4WDの車で波しぶきを上げながら走ります。(時には車で海の中に突っ込んじゃいます)
景色はどこをとっても絵になります♪
上の写真はフレーザー島の目玉!難破船、マヘノ号。75マイルビーチを走っていると突然姿を現します。
このマヘノさんは、第二次世界大戦時に海軍・空軍の練習の的として爆撃をうけて、そのままの状態でココに残っているそうです。じっと見ていると、飛び交う大砲なんかが見えてきませんか?
この船は、60年も昔からこの島の景色、植物の成長、動物たちの生命をずっとこの場所で見続けているんですね♪
島ですから、もちろん海に囲まれています。でも、この海で泳いでいる人は一人もいません。
水を見ると飛び込まずにはいられない白人さんでさえも。
なぜかというと、この海にはサメがうようよいるのです・・。さすがの白人さんたちも命には代えられないってことで、水泳は泣く泣く我慢しているようですね。
その代わり、このビーチでは、釣りをしている人たちがたくさんいます。私は釣りはしないのでどんな魚が釣れるのかは不明です・・・。
そして、フレーザー島のもうひとつの目玉が、湖。この島には、400もの淡水湖がありますが、中でもマッケンジー湖は透明度がとても高く、メインの観光スポットのひとつです。
ビーチでの水泳を我慢する代わりに、湖ではおもいっきり水泳が楽しめます♪
そのほかにも、島の中心部にはこれまた透明度の高い小川が流れる森林が広がっています。
砂の土地でも植物は生きていけるんですね。植物の生命力ってすごいです!
潮風に当たるのに疲れてきたら森を散歩して森林浴して下さい♪
・・・と、ここまでがフレーザー島観光の一般的なコース。1泊2日のツアーなら、ここまで。
でも、フレーザー島の見どころはまだまだあります!
島の北部に位置する天然プールでは、サメを気にせず海水で泳げます!
でも日本人の私には”あぁ・・これが温泉なら気持ちいいだろうな~。”と思わず思ってしまう風景です。
上の写真はインディアンヘッドと呼ばれる海に突き出した岩山の岬からの風景。
かつてキャプテンクックがオーストラリア大陸を発見した時、このインディアンヘッドは大陸の岬だと思っていたようです。彼が船からこの岬を観察していると、その当時はこの島に住んでいたアボリジニ民族をたくさん見つけ、インディアンのような浅黒い人たちがたくさんいると思ったクック船長。この岬を”インディアンヘッド”と名付けたんですって。
インディアンヘッドからは、大海原が一望できます。
ここから海を見下ろすと・・・・いましたいました!イルカの群れ。
見つけたのは、6・7匹の群れ。見ていると、突然二手に分かれました。その先には、ちょっと大き目の魚が泳いでいます。彼らは狩をするとつもりで二手に分かれたんですね。挟み撃ちを食らった獲物は逃げ場も無く、最終的にはそのイルカたちのお腹の中に納まったようです。
こんなドキュメンタリーのような光景もみることが出来るフレーザー島!
運がよければクジラやサメがここから見えるみたいですよ!
次の休みにはフレーザー島でシャンティ・シャンティしてみませんか?
■世界遺産 フレーザー島へのアクセス■
直行便
成田⇔ブリスベン(ゴールドコースト)間はカンタス航空(所要時間およそ8時間35分)
関西⇔ブリスベン(ゴールドコースト)間はジェットスター(所要時間およそ8時間25分)
ブリスベンからフレーザー島への玄関口、ハービーベイまで飛行機で北へ約40分。
ハービーベイからフレーザー島へは交通機関がありませんので、ツアーに参加するか、レンタカーで!
3・4人メンバーが集まればレンタカーの方がお得かも知れませんね!!
でも、車は4WD、または6WDに限ります。それ以外だと砂に埋まっちゃいますよ。
島には宿泊施設が何ヶ所かあるので安心♪
この島にいる間は砂まみれになりますので、汚れても平気な服装で行ってください。