先日MARU x HANNAH のJUST THE TWO OF US LIVEに行ってきました~~。

オープニングアクトのVOCALIST : KAORU は太陽のよう。聞いているだけでニコニコする

ありのままの DIVAっぷりがよかった。 オリジナル曲はBLUESYなエッセンスを感じさせながらも、

POPでキャッチーな 若さはじける LYRICS で楽しませてくれた。


MARU (FIRELILY) : さすがの歌唱力とコーラスアレンジ。ビートがブレークする中で 
3パートハーモニー
キメなんだけどフェイクのようなめっちゃかっこ良かった。


 そして MARU 「どうせ私の毒舌を聞きに来たんでしょ」  

客:爆笑

と言いながらも とてもチャーミングな一面もちらつかせるのが MARU の魅力のひとつ。

ドラマの主題歌になって良さそうなしっとりとしたバラードも一音も無駄のないパフォーマンス。

立ち見の開場でありながら誰もそんなことは気にしない、時間があっという間に過ぎる。


HANNAH : 初めて聞いたその歌声はSILKYで繊細でありながらもぬけのいい

強さも持っているいい声。コケティッシュな雰囲気、赤いハットで登場。

最近購入した 小ぶりの GIBSONギターで弾き語りに、キュン。

VOCALIST3人でカバーした吉田美奈子さんの「永遠に」:皆何所か共通のルーツを持っていると話していたので、自分にとっても思い出の曲で嬉しかった。
(SHANTI 初めてのsoloライブのカバーレパートリーにこの曲があったから)

*吉田美奈子さんは、「夢でもし逢えたら」で有名になりました。「永遠に」もこの曲も入っているアルバム FLAPPERは名盤なのでオススメします!!

アーティストの多面体がしっかり聞ける人間味溢れるアルバムです。結構好きなのが 「ケッペキ兄さん」 って曲(笑)

さて話をライブレポートに戻します。

私たちは皆何処かソウルミュージックやR&Bに影響されている。
そのGENRE分けをする時になんと呼べばいいのだろうと?
MARUさんは GLAMOROUS SOUL と呼ぶことにすると話していました。
素敵なタイトル。今度下北沢でイベントがあるみたい!

色んな音楽に影響されるのは今の時代そうだよ。だって色んな音楽にアクセス出来るから。
だからちょっと思った、アーティストがそのことを考えなくてはいけない、それを分かりやすくするために GENREをつけなきゃいけないような時代はもう過去のこと。だってアーティストにはもっと大事な仕事がある。曲を書くこと、音楽表現すること。自分が存在しやすくするためのマーケットを造る所から始めないといけないなんて、なんだろう????私もそれで悩まされることたたある。JAZZなのかPOPなのかFOLKなのか?
   例えばSTEVIE WONDERはかなりLATIN音楽に影響されている。ライブを聞けば直ぐに分かること"ANOTHER STAR"なんてそうでしょ。なのにあなたの音楽は何ですか?R & Bですかなんて聞かない。”STAY GOLD”は R&BですかPOPですか?なんて聞かない。STEVIE IS STEIVE. JONI IS JONI.SHANTI はSHANTI. MARU は MARU. HANNAHは HANNAH.それぞれが表現出来る果てしない世界をなぜGENREという小さなハコに詰込まなければいけないの? 
     
      それぞれの名前の元にそれぞれの世界感がある。それでいい。

              音楽の力は心動かすエネルギー。
   
   色んな音楽にアクセス出来る今だからこそ、好奇心を持ってライブに行く人がこれから増えると思う。まず自分の耳で聞いてみたいと感じる人も多い、増えている。そんな時代が来るんだと感じさせてくれるライブでした。なんちゃってエンターテインメントの世界ではなくて、本当にありのままを心よりも深い所から表現する若いアーティスト達がいる。

    どの時代も若いもんはと言うけれど、もと幅広い年齢層が一緒に聞いて楽しめる音楽がたくさんある。皆知らないだけ。それを必死に広めようとしているアツイ人達もいる。日本にある才能をもっと多くの日本人が見届け、聞き届ければ素敵じゃない?

テレビをつけた時に、口パクで歌ってるって分かっていながら見て聞くもの、それはそれを好きなお客さんがいるのだからいいとして、

実力 + 魅力 のある ミュージシャンが演奏する音楽が聞こえて来たらどんなにいいだろう。

聞くチャンスさえあれば、見るチャンスさえあれば音楽のことがチンプンカンプンでも魅力を即座に感じることのできるアーティストがいっぱいいる。


持続可能な音楽社会、芸術を育てていくのはアーティストと聞き手と、その間に立つ何を聞き手に届けるかという決断をする方々が何を届けるかというチョイスにかかっている。
皆で一緒に育んでいく物。 I AM READY

FOR MORE REAL MUSIC BY REAL MUSICIANS.

MARU KAORU HANNAH それぞれの人間的魅力といい声,
歌唱力、アレンジ力、リーダシップ、共存力、全て持ったVOCALISTを3人もいっぺんに聞けて HAPPYな夜でした!!

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