ここまで、食べてはいけないものばかり書いてきました。ここからは、是非食べて頂きたいものを書いていきたいと思います。


玄米の栄養は白米の4倍あると言われ、たんぱく質や、炭水化物、脂肪、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。人間に必要とされる栄養素の大半を玄米だけで摂れてしまうのです。正に、完全栄養食と言えます。現代栄養学の唱える1日33品目など必要ありません。


しかも玄米にはフィチン(*フィチン酸ではありません)という物質が含まれていて、体内の有害物質を排出する働きもあります。また、フィチンにはガン細胞の増殖を抑える効果があるとして、注目されています。玄米には体を温める作用がありますが、雑穀を入れると更に体が温まります。


また、玄米を土鍋で炊くと、甘くてとても美味しくなります。(沸騰したら、弱火で15分で簡単に炊けます。)

*「フィチン酸」は「フィチン」からミネラルなどを取り除いたものです。玄米に含まれているのは、「フィチン」であり、体内のミネラルを排出することは決してありません。


注意


玄米ば「種」です。種は腐ることがありません。身を守るために「アブシン酸」という酵素阻害物質が存在します。これを解くために、36度くらいのぬるめのお湯に24時間浸水して、発芽させることが重要です。


下の写真は24時間浸水したものです。発酵しているのが分かりますか?