結婚20年目です。
眠っていて、自己否定が強かった私が創り上げた旦那との関係性は「男尊女卑、浮気、モラハラ」と、字面にしても全く心地よくない、しかも被害者意識満載なものでした。
でも2021年の2月に、もう無理だ!!とちゃぶ台をひっくり返し(比喩)、彼とはしばらく距離を置いて、自分を取り戻すこと、自分自身であることに集中してきました。この期間約1年半。
別れたくて仕方がなかったけど、別れるとなるとわたしが家を出ることになるので、せめて一番下の子が高校を卒業するまでは…と思ってきました。
また、嫌だから別れる=分離にはなりたくなくて、下の子が高校を卒業するまで、自分の感情を統合しよう、その扉にしようと思ってきました。
「パートナー」だと思うから辛かった。
私が思う、彼が思う相方象に、両方が当てはまっていなかったから。
自分の理想を相手に押し付けるから苦しい。
自分が相手の理想になろうとするから苦しい。
歪んだ形で繋がっても、誰も幸せにならない。
じゃあもうパートナーとか、妻とか夫とかの枠を外せばいいのかなと思いました。
籍が入っている入っていないを別にして。
そこを超えて、抜けて、人間としてそのままを受け入れる。受け止める。
人との繋がりは、いろんな層があっていい。
「パートナー」という言葉を使うと、彼とは違う。
だからそういう関わり合い方はもう出来ないけれど、今はもう前みたいに顔が見たくないとか、嫌だから離れたいとは思わなくなりました。
無理に同調したり一緒に行動したりはしないけど、話したいなと思うことは話し、共有したいなと思うことは共有します。
お互いの尊重のもと。
今日彼と話をしました。私が私100%で生きていくために、自分を偽らず、ありのままの私を伝えようと、直感で思ったからです。
目醒めや統合や新しい地球の話も織り交ぜながら、私が私で在りたいと伝えました。
スピリチュアルな事は興味が無いと言っていた旦那が、黙って話を聞いてくれました。
そして、「自分の好きなように生きたらいいと思うよ」と言ってくれました。
いずれ子供たちが手を離れたら、それぞれの心地よい場所へ旅立つのかもしれない。
夫婦という形は解消になるかもしれない。
けれど前と心境が違うのは、どこにいても、誰といても、何をしていても、ソウルメイトとしての彼への愛と尊重は持ち続けるだろうなと思います。
とても大きな学びの場をくれた人。
子供たちを共に育ててくれた人。
私をここまで成長させてくれた人。
彼がいなければ、今の私はいない。
全てが完璧で愛だったと、心から言えるように。