『もういいんだ。よくないって頑張るのは君の頭だけなんだ』
『君しかいない世界で、どうしてなにかが君に害を与えるようなことがある?』
『喜怒哀楽を味わえるっていうのは確かだよ』
ダンテス・ダイジの言葉は本当だった。
思考や喜怒哀楽という反応はなくならない。なくなるのは苦悩。
私を見捨てたグルは私を認めないだろう。それは正しいのだと思う。道半ばの探求者。
でもそこになにも抵抗が起きない。
「かつて君は人間であったためしはなく
だから君は
神という最後の現実を知った
神という最後の現実という夢を知った」
(『絶対の戯れ』ダンテス・ダイジ 「神という夢」から抜粋)