長男が4月から高校生になります。

最初は公立を受験するつもりで、内申点を取れるよう定期テストもがんばっていました。

模試も受けに行って、説明会にも行きました。

でも、去年の10月、彼が選択したのは、高等専修学校でした。

高専は、高校の卒業資格と専門学校の卒業資格、両方もらえます。

私が学生時代は公立か、私立かの2択しかありませんでした。今は中３で、将来の夢があれば、それに向かって選択し、勉強することができるということです。

長男は4歳でダンスを始めて、将来はダンスに関わる仕事をしたいと小学生の頃から考えていたようです。

中学も部活を辞めてダンススクール中心の生活でした。

親としては、そこそこレベルのある公立の高校に行ってほしい、というのが一般的なのかな、と私は思っていたので、そのように彼にも勧めていました。

でも、高校の勉強って、将来役立つものもあったかもしれないけど、本当に何も興味もない、一生必要ないかもしれない勉強の方が多かったな。

部活や、友達との学校生活はたくさん得るものはあったな、と自分の高校時代を思い起こしました。

長男は、やりたいこと、がんばることがあるのに、公立の高校に行ったら、興味のないことに取られる時間が多すぎないかな、とと悩み、ダンス＆ボーカル科のある高等専修学校の説明会に長男を連れていきました。

そこで、実際にダンスの体験も受け、先輩たちのお話もたくさん聞けて、帰る前に、長男に

「ここに行く。ここに決めた。」

と言われました。

私の頭の中は高額な学費のことでいっぱいでしたが笑

子どもにとって一番重要なのは、限られた子ども時代の時間を何に使うか、だと思うので、彼の道はここなんだな、と受け入れました。

早々に校長推薦で内定をもらったため、何度かやはり、公立受験した方がいいんじゃないかと悩むこともありましたが、

今は、高校生活、同じような目標を持った新しい仲間たちとやりたいことを大いに学びながら、成長してくれることが楽しみです

私の子育ては、

親が望む道ではなく、子どもが得意なことや好きなことを活かせる大人になれるよう道を作ってあげることだと思っています。

自分が将来やりたいことなんて、高校生くらいの年でわかっている子の方が少ないと思います。

でも、苦手なことをがんばるよりも、得意なことや好きなことを頑張る方が人生楽しいし、それを伸ばすことで、子どもも自分自身についてわかってくるのかな、と感じています。

そのうちヨガスタジオで、長男主催のダンスクラスができるかもしれません

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将来に繋がる選択とは