12月17日(水)

今日は横になっていても辛い・・・
朝食は置いたまま 起き上がれず・・・

嘉村先生『あれ~まだダメ? こっちは順調なのにな~』って。

麻酔科の担当の先生はお休みらしく、別の先生が来て、この合併症について話してくれて、ようやく自分がどういう状況かがわかる。

脊髄の膜が傷つき、穴が空いてしまったので、そこから脊髄液が漏れ出し、普段は頭などその髄液で浮いているのだが、身体を起こすと重力で漏れ出した分下がった髄液と一緒に頭も引っ張られ、痛む。
だから、横になると髄液がまた頭の方に戻るので、痛みも治まる。
・・・こんな感じかな。

背中の管を昨日、抜いてしまったので、また管を入れて、昨日と同様 食塩水を入れてみます。自分の血液を入れる方法もあるけど、感染とか色々あるので、また食塩水にしてみましょう。昨日も少し楽になったように それで治る人もいるから、あと点滴も色々試してみます。
手術室でないとできないので、9:15頃、手術室で行います。と。

それまで横になり待つ。

歩けないでしょ!? 車椅子も身体を起こすからダメよね!? ストレッチャーで行きましょう。という事に。

こんな事、人生でもぅそうそうないよね~と思いながら運ばれ、手術室に到着。

ストレッチャーから手術台に移る時、私が一人では動けないであろうと看護師さんが4人掛かりで引っ張ってくれるが、それがいきなり臀部をぐいっと持って行かれ、ウロバッグがストレッチャーの脇に置き去りな為に バルーンが引っ張られ、『私の膀胱がーーー!!』と思わず叫んでしまった。
私の膀胱、今ので縫い目が裂けるようなことはないよね!?

帽子を被り、心拍、血圧計など、手術前と同じ状態になる。
手の甲に痛み止めの注射、そして点滴。容赦なく刺され痛かった!

それから、背中に痛み止めの注射、そして管を挿入、薬を注入、食塩水を注入。

今度は『膀胱が心配なので~』と、自分でストレッチャーに戻る。

少し楽になったような気もする。

1回で良くなる人もいるし、2~3週間かかる人もいるし~と先生。

私は色々処置を施してくれてるけど、何もしなくても1週間ほどで落ち着くものらしいが・・・

昨夜、せっかく終わった点滴も再び、、、
プラス、飲み薬も増えてしまった。

部屋に到着。

『もう朝食は下げますね~』

『はい、起き上がるの怖くなっちゃいました』って言ったら、パンと牛乳を食べたくなったら食べて~とベッドの上に置いてくれた。

あぁ・・・今日は写真はおろか、どんなメニューだったかも見れなかったな・・・

11:00頃、落ち着いてきて、何となくお腹が空いてきて パンを食べ始めたら、先生登場…『一応、点滴があるから大丈夫だけど、寝ながらでも食べれるなら良かった。他の点滴に変えられる。』と。

そしたら、看護師さんが、栄養士の先生と相談してくれて、寝ながらでも食べられるように おにぎりにしてくれたり、一口ずつ串に刺したり、スプーンに乗せたりして出すようにしてくれました。






 ↑ でもコレ、魚のソテー和風ソース…ひじきが山盛りで、一口ではなく、三口スプーン(笑)

でもでも、おかげで完食!

嘉村先生『完食したんだって~!? 良かった良かった。』って。

『寝ながらでも食べられるように手配してくれて・・・』と私。

麻酔科の先生も、食べられるようになったのなら、点滴を変えてみましょう。って。

午後から勇気を出して、少し歩いてみる。
歯磨きとスマホの充電に立ち上がる。
何とか我慢しながらできた。

夕方、嘉村先生が『少し歩けるようになったんだって!? 夕食は?』と入ってくる。

朝よりはいいかな~食事も寝ながら食べられるようにしてくれて・・・あ、それは昼間話したか(笑)




もう一度 食塩水を入れる(3回目)

微熱…37.3~37.8 を行ったり来たり。
横になっていても、耳鳴りは変わらず酷く、頭が ぐわんぐわん していた。

看護師さんがアイスノンを持ってきてくれた。
ちょっと気持ちいい。

それから、点滴の針が痛い・・・

入っている角度が微妙らしい。

入れ直してもいいが、もし体調が良くなれば抜くから、これで点滴も終わるかもしれないと思うと微妙で・・・

と、何人かの看護師さんに同じことを言われた。

麻酔科の先生って、手の甲にする、とも言っていた。神経を傷つける心配がないらしい。

夜中も痛くなり眠れず、ナースコール。

動かないように~と冷え防止に~と包帯を巻いてもらった。

ホットタオルも持ってきてくれた。

痛みが和らぐ・・・

ありがたい・・・