原因が判明したので、今、思うことを書こうと思います。

そして、それが、今、苦しみや悲しみを持ち、悩んでいる方へのメッセージになれば、と思います。

長文ですが、お暇を頂ければ…と思います。





今回の私の合併症は「病気」というより「事故」のようなものなので、ようやく原因がわかり、モヤモヤが晴れました。

先日、主治医が「手術の失敗」があったことを認めてくれました。
(「医療ミス」と「手術の失敗」、微妙ですね。同意書にサインをしているので、「失敗」なのでしょう。)

最初は「医療ミスは無かった」「私の治りが悪いから」と言われ、納得がいかず、自分を責めていました。
元々の手術は私自身が 心にも 身体にも 無理をしていた事で招いた病気。

何でも「無理は良くありません」。

「手術することが私の身体に一番負担がかからない」と言われ、悩む間もなく、手術日を予約、手術までは5ヵ月待ち。(今思うと手術しなくても大丈夫だったと思いますが、これも私が選んだ道)
その5ヵ月の間、術後の回復が良くなるように 自己ケアをしてきたから、回復も順調だったはずなのに・・・と自分を責めていました。
体調を整えて手術にのぞんだのに、私の治りが悪いなんて?・・・と悔しい気持ちでいっぱいでした。
病気になる前に、無理をせずに、自己ケアを怠ったりしなければ、手術なんて受けずに済んだのに・・・と後悔もしました。

でもこの合併症の原因を調べると、やはり手術中に何かあったのでは?
と思わざるを得ないのですが、主治医からは「医療ミスは無かった」との説明。
でも、他の先生から、「周辺臓器の破損という、合併症の起こる可能性」について、何度か聞いているうちに、原因がわかり、主治医もついに「失敗」を認めてくれました。

自分の治癒力のせいにされ、納得がいかなかった事が、そうでは無かったと知り、気持ちが晴れ、また一歩前進できました。

もう起きてしまったことを責める気はありません。

私も勉強!

私はこれまでの仕事を予防医学として取り組んできたつもりなのに、これまでの自分の体調不良や怪我もそれで改善してきたのに、一時的に別の仕事をすることになり、その短期間の間に 心にも身体にも無理をし、自己管理が出来なかった自分がいて、病気を悪化させたのです。
だから、それに諦め、少し安易に手術をしてしまった私へ、これからの人生の為の勉強・・・

改めて手術の怖さを思い知らされ、完治して元気に復帰したら、二度とこんなことが起こらないように、そして、私のような辛い思いをする人が一人でも減りますように、サポートできたら、と思っています。

最初にいいましたが、「事故」のような「見えない怪我」のようなものなので、自分ではどうすることもできず・・・

でも他が衰えないように自己ケアをできる範囲でする!
そして、完治することを心から願っています。

私の師である一人から、私の傷ついた膀胱を自己免疫だけで自然に治すには相当な免疫力が必要だと思う。それだけの治癒力をつけるためには気持ちが一番大切だから、後ろ向きなことを考えるのは絶対にダメ!前向きな気持ちをしっかり持って!そういう気持ちが免疫力を上げてくれるから…と、そのようなことを言われました。
だから、完治することを心から強く願い、免疫力UPに努めます!
だんだんと良い方へ向かっていることを信じて・・・

追伸、

「後ろ向きなことを考えるのは絶対ダメ」といいましたが、そう強く思えるようになるまでには 人それぞれに段階があると思います。

「無理をしなくても大丈夫」

私も後ろ向きが良くないとわかっていながらも後悔を繰り返し、沢山泣いたりもしました。
でもその「後悔」が「反省」になり、「自分を成長させる為に必要な時間」と『心から』思えた時、前向きな気持ちになれるのでしょう。

だから、もし、苦しいことや悲しいことで、今、悩んでいる方がこれを読んでくださっているとしたら、その苦しみや悲しみは これからの人生を豊かにする為に意味のあることだということを忘れないでください。

止まない雨はありません。

焦らないで大丈夫。

ゆっくりで大丈夫。

少しずつ、気持ちが解れますようにドキドキ