しばらく前、ひかるさんに、とても興味深い内容のビデオを教えていただきました^^

 

ユニバース25という実験です。

 

ねずみたちの楽園を作ったら、

ねずみたちはいったいどうなるのか!?という実験です^^
 

 

 

8匹のネズミのために、飼育箱の中に餌をたっぷり用意して

天敵もいない状況で飼育したら、どうなるか・・

大変興味深い実験ですね。

 

結果は・・

ネズミたちの社会は最初は繁栄したけれども、

格差が大きくなったり虐待などが起きたりして、最終的に死に絶えてしまったのだそうです

( ゚Д゚)

 

他にも同じ内容で、このような動画がありました^^

 


 

内容について、とても良くまとめられているサイトがありました^^↓

 

ひきこもりは太古の昔からいた? カルフーンの動物実験が明かす衝撃の可能性 - ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信- (hikipos.info)

 

ネズミたちのユートピア

アメリカの動物行動学者ジョン・B・カルフーン(*1)は、飼育箱の4つの居室に、それぞれ8匹ずつオスとメスの実験用のネズミを放った。

 

*1. John Bumpass Calhoun (1917 - 1955) : 姓の日本語表記を「カルホーン」としている専門家もいるようだが、以下のサイトによれば長母音は food の[oo]と同じとしているので、カルフーンが正しいと思われる。

How to Pronounce Calhoun - PronounceNames.com
https://www.youtube.com/watch?v=iHms6BgzIu0

 

4つの居室は橋でつながっていて、ネズミたちにとっては、ちょうど4つの空間に分けられた1つの「社会」のようになっている。

この飼育箱に最適な生息数は48匹である。

放たれたのはそれより少ない4X8=32匹だったので、この「社会」はネズミたちにとっては伸び伸びとした成育環境であった。

 

しかも餌と水はつねに補給されるので、いつでも好きなだけ摂取できる

つまり、ネズミにとってはこれ以上は考えられないほど恵まれたユートピアを設定したわけである。

カルフーンはこの小さなネズミ社会で、ネズミたちの行動がどのように変化していくかを16ヵ月にわたって観察した。

 

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ネズミたちの実験装置とジョン・カルフーン  写真・Wikimedia

闘い始めるネズミたち

予想通り、どの飼育箱でもネズミたちは繁殖しはじめ、12ヶ月で倍増して、大人ネズミの数は80匹になった。

 

これ以上はネズミにとって過密な生活環境となる。そこで、80匹を超えた分については、生まれたての子ネズミなどが飼育箱の外に出された。ネズミ社会から消されたわけである。

 

この理想的な環境で、ネズミたちはそのまま穏やかに暮らしたかというと、そうではなかった。

 

まず大人の雄ネズミ同士が闘いを始めた。

誰がボスとなるかを決める権力闘争である。

 

最初に放たれた1世のネズミだけでなく、そこから生まれた2世や3世の子ネズミたちも、生後6か月になると闘争に参加した。

やがて半数以上が闘争から離脱し、雄ネズミたちの間には階層ができていった。

 

それによって、4つの居室の中にも、力の強い雄ネズミの統治する、比較的に人口密度の少ない快適な「家族の部屋」から、多くのネズミがやってくる密集した「広場の部屋」まで、ばらつきが出るようになった。

 

雌ネズミの中には、「家族の部屋」のボスである雄ネズミに囲われた「家持ちのメス」と、

そうではない流れ者の「広場のメス」とができた。

 

家持ちのメスは良き母となった。

妊娠すると、熱心に出産準備にとりかかり、居室に散らばっている紙片をかき集め、巣作りに余念がなかった。出産後も子ネズミの世話をよく見た。

こうして「家族の部屋」で生まれた子ネズミの死亡率は50%にとどまった。

 

一方、「広場のメス」は、流れ者のオスの性の対象とされた。

妊娠率は「家持ちのメス」と同じだったが、広場のメスは母性行動がうまくできなかった。

 

巣作りが進まないし、全く巣作りをおこなわず、出産の際にも飼育箱の底のおがくずにちょくせつ子どもを産み落とす雌ネズミも現れた。

 

子どもを産んだあとも世話が下手であり、子ネズミを運ぶときによく落とした。落とされた子ネズミは死んでしまうか、他の大人ネズミに食べられてしまう。

 

このため「広場の部屋」の子ネズミの死亡率は96%となった。

 

「ひきこもり」の誕生?

このように、雌ネズミは子ネズミの死亡率によって行動の異常性を測ることができたが、雄ネズミの方はその異常性を的確に示す指標を見いだすことが難しかった。

 

雄ネズミはA, B, C, D, E と5つのタイプに分かれていった。

 

A と B は支配する雄ネズミであり、これらの示す行動がいわゆる「ふつうの」ネズミにいちばん近かった。

 

そのうちAは、自らの闘争の末に居室のボスとなった雄ネズミである。いわば一国一城の主といえよう。

 

Aは好戦的な性格とは限らない。むしろ自分から攻撃を仕掛けることは少なく、もっぱら守りに徹していたからこそ城が持てた、という場合が多かった。

 

Bは、 一国一城を持つまでには至らなかった、いわば野武士の棟梁のような雄ネズミである。Aに比べると地位は不安定であり、すぐ他の雄ネズミとの闘争が起こり、地位を取って代わられることが多い。

 

Cは、愛に飢えた雄ネズミである。

 

相手が雄であろうが雌であろうが、はたまた子ネズミであろうが、すぐ求愛行動を仕掛ける。ただし活動性は穏やかである。支配する上位の雄である A と B から攻撃を受けても、戦いを受けて立つことはほとんどない。いわば浮名を流す詩人タイプの雄ネズミであろうか。

 

Dは、カルフーンが「探り屋(prober)」と名づけた、奇妙な雄ネズミである。闘争をせず、弱虫であるくせに動きが活発である。相手かまわず求愛してしまう。ただしCと異なり、Dは執拗である。

メスを求めて、Aが支配する家族の部屋の入口から中をうかがう。

とうぜんAに睨まれて退散するが、懲りずにまた同じことを繰り返す。

 

そしてEタイプの雄ネズミは「ひきこもり」である。

闘争に参加しないため、怪我もせず毛も抜けることがないので、外見上はツヤツヤしていて、いちばん健康的に見える。

ところが、このEが闘争しないのは、平和主義という信条からというよりも、他のネズミと関わりを持ちたくない非社会的な性格だからのようである。

 

巣にこもったまま出てこない。

 

共用スペースに出てきて他のネズミと一緒に食事することもない。

 

しかも飲み食いをしたり動き回るのは、他のネズミが眠っている間である。

他のネズミに会っても反応しない。

メスに関心を示すこともない。

他のネズミからも無視され、ネズミ社会の中で孤立している。

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ジョン・B・カルフーン(1986年)Photo by Wikimedia

 

人間行動への応用は

このような実験で観察されたネズミの行動の変化を、カルフーンは「行動の沈下(Behavioral Sink)」と命名した。

カルフーンは、ネズミの種類や数、檻の大きさなど条件をさまざまに変えて同様の実験を何年にもわたって繰り返した。

 

なかでも、もっとも有名な実験である「ユニバース25 (Universe 25)」では、ネズミの個体数は2,200匹でピークを迎え、その後はさまざまな破壊的な行動をとるようになり、600日目には絶滅の危機に瀕していた。

カルフーンの実験は、食糧の確保に苦労していた太古とちがって、もはや飢えることのない文明の繁栄を謳歌している人類の行く末を占うものとして、1970年代には多くのサイエンス・フィクションなどに採り入れられ言及されたが、やがて省みられなくなっている。

 

ネズミを使った実験の結果がどの程度、人間の行動を解き明かすのに役立つかはわからないが、人間の社会における「ひきこもり」などの行動は、なにも近代や資本主義の産物などではなく、人類が誕生した当初から超歴史的に存在したことを示す可能性もあるのではないだろうか。(了)

 

相当興味深い話でした!

「ネズミ社会の最終段階が、今の社会とかなり似ている」というところが特に興味深いですね。

 

支配層、棟梁、愛に飢えた存在、ストーカー、引きこもり・・

すべて、現代社会に存在している気がします^^;

 

もし自分をこの5パターンに当てはめるとするならば・・確実に引きこもりです^^;

もし可能な環境ならば、ずっと引きこもっていられる自信があります(*´罒`*)

 

引きこもっていられないから外に出ていますけれど・・

非社会的な性格ですね^^;

 

あなたはどうでしょうか!?

 

この動画は本当に興味深いです。

 

動画を見た最初の感想は、

「この状態が、ネズミにとって楽園だったのかどうかは疑問。

巣箱の中は、清浄な状態だったのか、掃除は行き届いていたのか」

ということでした。

 

清浄な状態に保たれている状態と、

ふんなどが散乱している不潔な状態では

まったく違った結果になる気がします。

 

次に気になったことは

「巣を管理する、餌をやったりする人の精神状態」です。

 

動物は、人間の思考に影響を受けますから、

餌をやって世話をしている人間の精神状態が気になりました。

 

ただ、25回も実験をしていて、常に同じ実験結果であるならば、

世話をしている人間の精神状態は結果には影響しないでしょうから、

この影響は排除されますね。

 

ひかるさんに、

「この状態がねずみにとって楽園かどうか疑問です」と伝えたところ、

 

「私も、『理想郷におかれた時にどうなるか』の実験ではない気がしました。

8匹から始めたそうですが、

近親交配の影響が気になります。

 

子育て放棄や攻撃的になったりなど、

近親交配を繰り返した結果、

思考や精神に問題が出てきた可能性はないのでしょうか」

と教えていただきました^^

 

全然考えてもみませんでした!

すごいですね。

 

近親交配すると、問題が出るようです。

日本獣医師会雑誌 (lin.gr.jp)

 

一昨年の冬,ある小学校の先生から,こんなメールをもらった.

 

「私の学校ではウサギを8羽飼っていましたが,

寒さのせいでしょうか,

6羽が次々と死んでしまいました.

 

子ども達は裏山に穴を掘ってその都度埋めています.

こんな状態で,子ども達が動物の死に慣れてしまうのではないかと心配です.」

という内容のものであった.


 また,ホームページを開いている関係もあり小学校のホームページをみる機会も多く,そうした中には,「2年続けてチャボが卵を抱いたのですが,ふ化しませんでした.来年はヒナがふ化するといいです.」

といったページや,

 

「ウサギの子が産まれたのですが,3羽しか産まれず,そのうち1羽は間もなく死んでしまいました.どうしたらいいでしょうか.」という内容のものも結構ある.


 今,数多くの野生動物が絶滅の危機にあり,その保護対策が行われていることはご承知のとおりである.

 

トキなどはすでに絶滅してしまい,現在,佐渡のトキ保護センターでは100羽までは人工的に増やそうと懸命の努力が払われている.

 

ここで羽数が問題になるのは,近親交配による種の退化(近交退化)が危惧されるからである.
 

私は動物学者ではないが,野生の動物が滅びる原則は環境悪化→頭羽数の減少→近交退化ではないかと考えている
 

ちなみに,養鶏試験場に在職中,

極端な近交鶏を作出してみようと思い,兄妹交配をして100羽の集団を作ったことがあった

 

当然,受精率,ふ化率,育成率が悪く,100羽の集団にするのがやっとであった.

そして,次の年,この集団から同じような交配方法で100羽の集団を作ろうとしたが,50羽にもならず試験は中止せざるを得なかった.

近交退化の恐ろしさを身をもって体験させられた.


 現在,鶏の改良においては近交を避けるため,雄と雌は少なくとも3世代遡っても共通祖先がないことを原則としており,以前はこれを手作業で行っていたが最近ではコンピュータを使って交配できる雄と雌を探すことができるようになった.


 ウサギでも実験用や製薬会社に出荷する養兎家は,種兎に使うものは5グループ位にわけ,同じ部屋の雄と雌は交配しないようにしている.

 

ただし,日本鶏飼養者にあっては戻し交配等も行われており,近交になっている可能性は高い.
 

さて,小学校でウサギやニワトリを飼い始める場合に,雄1羽に対して雌2羽程度で,しかも同じ月齢のケースが多い.となると,兄妹の可能性は非常に高く,兄妹交配ということになる.当然,近交の弊害が起き,冒頭のような問題が生じてくる可能性がある.

 

もちろん,原因は近交だけではないが,教育の現場ではこのようなことはあまり考えられていない.したがって,近交の問題は野生の動物だけではなく,もっと足元をみていく必要がある.

 

人間の近親交配で有名なのは、ハプスブルグ家ですね。

古代エジプトからロスチャイルド家まで、“王家の血筋”の法則とは?【2】 | 富裕層の最上級を刺激する 「ゆかしメディア」 (yucasee.jp)

 

古代エジプトからロスチャイルド家まで、“王家の血筋”の法則とは?【1】

テクノロジーの進化によって解明されたツタンカーメン王の血筋


 今年2月、古代エジプト史の大きな謎の1つが明らかになり、世間を騒がせました。

エジプト考古最高評議会のザヒ・ハワス博士の研究チームが、ツタンカーメン王の死因とその父親が解明されたと発表したのです。

 その報告によると、ツタンカーメン王のミイラをDNA鑑定して詳しく調べた結果、死因は骨折に起因するマラリア感染であり、またツタンカーメンは第18王朝のファラオ・アクエンアテン王とその姉妹の間の息子であることがわかりました。さらにツタンカーメンは元々病弱でさまざまな疾患を抱えており、それは近親婚により、免疫システムが遺伝的に弱っていたためだと判明。

 

またツタンカーメンと共に発見された彼の子供2人のミイラにも、遺伝的疾患があったことが明らかになっています。

 ツタンカーメン王が兄妹婚の子供だったということは世界に衝撃を与えましたが、古代エジプト王朝において、王族が兄妹など近親者と結婚することは決して珍しいことではありませんでした。

 

また古代エジプト王朝だけでなく、中世からヨーロッパ全体を支配した貴族ハプスブルク家、近現代の金融財閥ロスチャイルド家まで、上流階級の家系は近親者との結婚が多いとされています。

 王族、貴族、財閥という上流階級の人々は、なぜ近親婚を選ぶのでしょうか。また科学的証明ができない時代ならいざ知らず、近現代においても近親婚のリスクを見込んでまで、近親者を結婚相手として選ぶ場合があるのはなぜなのでしょうか。“支配者階級”の血筋の謎に迫ります。

 

古代エジプトのファラオは実の娘と結婚することもできた


 古代エジプト時代の王家では、兄と妹など近親者と結婚するのが当たり前とされ、逆にそれが奨励されていました。

 

特に第18王朝(紀元前1570年~紀元前1293年頃)はそれが顕著で、兄妹間はもちろんのこと、父と娘、祖父と孫娘の結婚などもありました。

 ツタンカーメン王の正妃アンケセナーメンも、アクエンアテン王とその正妃ネフェルティティの間の娘です。またアンケセナーメンは一時期、父親であるアクエンアテン王の妃だったこともあります。

 

つまり、前述した研究で明らかになったように、ツタンカーメン王は兄妹婚で生まれ、さらに自身も父親の元妃である実の姉と結婚するという、現代では考えられない家系図となっているのです。

第18王朝アマルナ時代の壁画

 なぜ古代エジプト時代のファラオたちには近親婚が普通だったのか。

 これは、ファラオは神の末裔で神格化された存在であり、一般庶民と血を交えることはあり得なかったからだと考えられています。

 

そのため親族である王家の者か、他国の王族しか結婚相手になり得なかったのです。

 

アンケセナーメンはツタンカーメン王の死後、ヒッタイトに再婚相手となる王子を送って欲しいと書簡を書いたことがわかっています。

 

ヒッタイトの王子は結局エジプトに来ることはなく、アンケセナーメンは祖父ほど年齢が離れた宰相アイと再婚することになるのですが。

 度々繰り返された近親婚の結果、第18王朝アマルナ時代(アクエンアテン王の統治時代)の王家の人々には、遺伝病と見られるさまざまな身体的疾患が現れています。

 アマルナ時代の王族は、壁画で奇妙に長く伸びた頭蓋骨、男性でも女性的な丸みを帯びた独特の身体的特徴で描かれることで有名ですが、これは遺伝病のためとされています。古代エジプトの人々にどの程度遺伝病の知識があったのかは不明ですが、明らかに王族の人々は近親婚に起因する免疫不全などにより、身体を蝕まれていたのです。

 

スペイン・ハプスブルク家の断絶に見る、近親婚の結末


 近親婚で滅んだ一族として有名なのは、スペインのハプスブルク家もその1つです。

スペインはハプスブルク王朝(1516~1700)の下で、世界の一大帝国として大きな繁栄を遂げました。

 

しかし、王家では叔父と姪、いとこ同士など血縁者間での結婚が一般的で、この近親交配が、繁栄を極めた王朝の滅亡の大きな原因だったとされます。

 昨年4月にスペインのサンチアゴ・デ・コンポステラ大学が発表した研究論文「The Role of Inbreeding in the Extinction of a European Royal Dynasty」によると、スペイン・ハプスブルク家の最後の王、カルロス2世(1661~1700)の死因は遺伝性疾患という、長年唱えられてきた仮説が裏付けられました。

 カルロス2世は、身体的障害・知的障害があったことで知られ、1700年に39歳で没しました。生涯で2度結婚していますが、カルロス2世は性的にも不能だったとされ、子供を成すことができず、王位を継承させることができませんでした。カルロス2世の死去によって、フランスのブルボン家へ王位継承権がわたり、フェリペ5世が即位しています。これまでカルロス2世の死は近親婚による遺伝的疾患のためと仮説が立てられてきたものの、その遺伝的証拠が明示されたことはありませんでした。

 同研究では、スペイン・ハプスブルク家を16世代前まで遡り、3千人以上の人々の近親交配係数(近親者との交配レベルがわかる係数)を計算して、調査しました。

 

その結果、スペイン・ハプスブルク家の近親交配係数は、王朝の創設者であるフェリペ1世の時代には0.025だったものが、最後のカルロス2世の頃には0.254まで飛躍的に増加していることが判明。

 

同王朝での近親婚に加え、それ以前の複数の先祖の近親婚が重なった結果、交配係数が通常ではあり得ない増加を示し、これがカルロス2世の遺伝性疾患を招いたことを裏付けました。

 またカルロス2世以外でも、スペインのハプスブルク家では幼児の死亡率が異常に高く、10歳以上まで生き残ることができる子供が少なかったこともわかりました。研究によると、1527年から1661年までの間にハプスブルク家には34人の子供がいたものの、そのうち10人(29.4%)は1歳までに死亡、17人(50.0%)は10歳までに死亡しています。これは当時の一般的な乳幼児死亡率より明らかに高い数字です。


・・近親交配は、人間でも動物でも、あまり良い影響はなさそうですね。

そういえば、旧約聖書の登場人物も、

近親相姦をしていましたね・・。

 

「ファラオは神の末裔で神格化された存在であり、一般庶民と血を交えることはあり得なかった」

とのことですが、

旧約聖書に、「(旧約聖書の)神は、人間の娘をめとった」と書かれていたのを思い出しました。

・・旧約聖書の神の血筋を引いているのでしょうかね^^;

 

話を戻しますと、楽園のネズミが死に絶えたのは、近親交配の結果なのもしれません。

 

近親交配の結果で死に絶えた、以外に考えられる原因としましては・・

 

ネズミの巣箱が、自然とはかけ離れた状態の隔離された箱だったから、

 

もしくは、

それとも、循環しない閉鎖された空間だったから。

 

もしくは、

ねずみの魂たちが、ここで生きることを嫌がったから・・。

 

なぜなのでしょうね。

大変気になります。

 

そういえば、動物というのは、

「新たなカルマを作らない。カルマを消化する」

生き物だと聞いたことがあります。

 

(サイババのお話の中で、

人間として生きている時に悪事を働いた魂が、

次の生で、犬として生きたという話がありました。)

 

ネズミの巣箱の中では、カルマは解消できないから、

生まれてこなかった、とも考えられるような気がします。

 

絶滅前に、5つのパターンに分かれたのも気になりますね。

「支配層、棟梁、愛に飢えた存在、ストーカー、引きこもり」です。

(厳密にはもっといっぱいパターンがありますが)

 

ねずみは、この5パターンに分かれた後に死に絶えましたが、

5パターンに分かれたのは、近親交配の結果だけではない気がします。

 

なぜ、この5パターンに分かれた後に死に絶えたのでしょう。

 

ヒエラルキー(階層)が固定すると絶滅するよ、

と教えられている気がしますね^^

 

ここで思い出したのは、

日本の縄文時代です。

 

 

 

ユニバース25の壮大なスケールのバージョンが、

すでに日本で行われていたのですよね^^☆彡

 

ネズミとは違って、

日本では、太古の昔から、小さな島国の中で、豊富な食べ物がある状態で、

殺し合いもなく、

死に絶えることもなく、

豊かに仲良く幸せに

長い長い間、平和に人々が暮らしていたのでした。

 

(上の善行さんのYouTubeの32分ごろに、日本には武器がなかったこと、

1日3時間の労働で生活できたことが語られています^^)

 

実験では死に絶えた種が、日本では平和に何千年も続いている・・

 

何が日本とネズミの実験とで違ったのか、

検証すると面白そうです^^

 

格差がなかった(格差ではなく、分業制だった。)からかもしれません。

 

縄文人は、自然をお手本に共同体を作り上げていったような気がします。

 

太陽(人々のお手本になる人、道を照らす人)

木々、作物(豊かな恵みを生み出す人)

鳥(情報を伝える人)

などなど、すべての人が神であり、大切な存在であり、

それぞれの役割を果たす社会。

 

すべてのものが、ヒエラルキー(階層)ではなく、

輪になるように、和を大切に、循環して生きる社会だったから、

何万年もの間、平和に暮らすことができたのではないでしょうか。

 

すべての人が神のあらわれであるならば、そこに上下の関係はなく、

ただ今生、果たす役割の違いがあるだけです。

 

(ユニバース25の実験結果から、

「だから支配層は人間を減らそうとしているのだ」

と考える方がいらっしゃるかもしれないのですが・・

 

「地球のためなら、人間を減らしていい、

自分は生き残り、生き残るべき人間を選べる存在だ」と考えることは、

非常に恐ろしい考えだと思います。

 

気象をコントロールしたり、ワクチンを体に入れさせたり、

操作して支配して人減らしをするのは地球のためでもなんでもなく、

自分のためですよね。

 

地球は一つの大きな意識体であって、

生命をはぐくみ、支え、維持できる力があると感じます。)

 

本当に地球のためを思うのなら、人を減らそうとするより、

どうしたら地球の負担にならない生活ができるのか、

技術や考え方を生み出す方が先ですよね。)

 

 

日本にとっての宝は、国民であるということ↓

 

http://www.amano-reha.com/asset/00032/amano-reha/hitorigoto/30.oomitakara.pdf#:~:text

大御宝(おおみたから)

 

 国にとっての一番の宝とは何なのでしょう。

エジプトではピラミッドだと言うかもしれま せんし、アメリカでは「自由だ」というかもしれません。

 

中国、韓国では間違いなく、「お金」でしょう。

 

では、日本にとっての宝は、一体、何なのでしょう。

 

 昔から、三種の神器(鏡、玉、剣)が一番の宝と言われていますが、これは、ニニギノミ コトが天照大神から頂いた、お祈りをする時の道具であり、呼び名も「神器」です。宝で はありません。

 

ところが、日本には、2600 年前から「宝」を表す「おおみたから」と言う 言葉が存在しています。

 

「大御宝」とは「大きな大きな、おたから」です。その意味すると ころは・・・・・。 

実は、「日本国民」だったのです。 

 

日本国民全体を表現するとき、「おおみたから」と表現しました。

 

漢字に直す時、「大御宝」 「公民」という文字を使いました。

共に、「おおみたから」と読みます。

 

未だに残っている 言葉に、「子宝」があります。

 

日本人にとっては、昔から、人間が宝なのです。 

 

驚かれたでしょう。日本人にとっては何万年も前から、「人」が一番の宝だったのです。

お 金でも、権勢でも、歴史的建造物でもありませんし、宗教や哲学が教える価値なんかでも ありません。

 

天皇にとって、自分の血のつながっている全ての親戚、一族、すなわち、日 本国民全体の命が一番の宝だと感じておられたのです。

 

私達の感覚としての「子宝」です。

 

 国民を表現するときには、常に「おおみたから」と呼ばれておられました。

 

だから、東北 大震災の被災者の方々に対し、ひざまずいて、被災者の手を取られるのです。

一番大切に している家族、宝、だからなのです。 

 

お隣の中国、韓国ではどうでしょう。

国家と国民が対立したとき、天安門では、いとも簡 単に、戦車は学生を踏み潰します。

 

アメリカでも簡単に従業員の首を切ります。

未だに、 この力関係は変わっていないのです。

 

全世界の国々、ほとんどがこのような関係です。

 

世界の中で、日本だけが、「国民は宝」なのです。 

何故なのでしょうか。 

 

日本は1万年以上の歴史を持っています。

1万年以上前には、たぶん、この日本列島も、 今の世界と同様、弱肉強食の世界だったのかもしれません。

 

ところが、弱肉強食では、ど うも、うまく行かないことに気づいた後、我々の祖先は新しい方法をあみ出したようなの です。 

それは、「権威」と「権力」を分離する方法です。 

 

日本国民の、本家のあと取り息子(天皇)が国を治める時、自分が直接、その家族、国民 の面倒をみるのではなく、家族の一員の誰かに政治の権力を委任するのです。

 

「私の家族は、 私にとって大切な宝だから、大切にしてくれよ!」と任すのです。

 

「天皇」はもっぱら祈り ます。

 

「おおみたからが末永く幸せになりますように・・・」と。

 

そうすると、任された総 理大臣も、子供達を預っている意識ですから、無慈悲にはできません。

 

一方、国民も、「自 分たちは天皇の親族なんだぞ、総理大臣と言ったってワシらと一緒じゃ。」と、エラッソー に、一国の総理大臣に向かって「安部さん、安部さん」と水平目線で呼んで、皆も違和感 を感じません。

 

中国で「習さん、習さん」と呼びかける人がいますか?

即座に川に浮いて るかもしれません^^。 

 

日本は、この仕組み、権威(天皇)と権力(時の権力者)の分離で 2600 年やってきました。 

 

大国主の国譲り神話もそうですし、鎌倉幕府も江戸幕府も、全て、天皇から政治を任された存在です。

 

現在の総理大臣、各大臣もすべて、天皇から依頼されて政治を行っています。

 

 だから、奴隷がいないのです。総理大臣を「安部さん」と呼び捨てにできるのです。

 

国民 がそれだけ大切にされているのです。

 

アマノ病院も従業員を大切にするのです。

 

何故なら、 天皇からの預り物だからです。

 

日本企業のほとんどがこの意識を共有しています。世界で は我が国だけです。 

どうです、すばらしいでしょう。

 

私は、本当にこの国に生まれて良かったと思っています。 

 

この仕組みのことを「国体」と言います。

 

国民体育大会ではありませんよ、国の政体と言 う意味です。

 

天皇を中心とした、権威と権力を分けて国を維持する仕組みのことを「国体」 といいます。

 

英語でも、外国にはこのような考え方がないため、そのまま kokutai と表現 されています。

 

 日教組教育で育った皆さんは、国体護持とか天皇制とかは、軍国主義の象徴だと教えられ、 「なんだか恐ろしいもの」というイメージなのでしょう。

 

「君が代」でさえ、恐ろしいイメ ージなのですからね。

 

でも、理解すれば、すばらしい思想と伝統であることがわかりますよね。

 

私達日本人が決して失ってはならない宝物なのです。

 

 私達の歴史と伝統、私達の天皇、私達の先祖は、本当にすばらしいのです。

世界一なので す。

 

私達は今、世界に先駆けて、高齢化社会という問題に直面しています。

 

この解決方法 は、歴史と伝統の中にしかありません。

 

「おおみたから」を大切にする国体を理解したうえでの医療介護システム、世界が注目しています。

 

私達の目の前の問題点(高齢化社会を維 持する仕組み等)を解決すれば、それが世界標準になるのです。

 

歴史をしっかり学び、日本人としての誇りを持って、毎日を楽しみましょう!。 

 

(おまけ) 共産党は、はっきり言いませんが、天皇制廃止が目標です。

お隣の韓国は、いつも「日王」 という言葉を使ったり、佳子さまを侮辱したりします。

 

日本の一番の強さが、この仕組み であることを知っているからこそ、何とか天皇制廃止に追い込みたいのです。未来の日本を背負っていく若い人達が、この仕組みさえ理解していれば、もう大丈夫です。 私達は皆、日本人なのですから

 

ホツマツタエにも、同じような記述がありましたので、

太古の昔から、日本では、国民=大御宝として扱ってきた伝統があるような気がします。

 

(だからこそ、日本人は、お上が言われることを 1ミリたりとも疑わない人が多いのかも。

自分の役割を果たしていれば守られる、という揺るぎない信頼がありますよね)

 

律令制が入ってきたころから、階層という考え方が忍び寄ってきたようですが・・。

 

国民を『大御宝』として大切にして扱ってくださる存在・・

ありがたい存在です。

 

だからこそ国民も、皇室を大切に、あがめてきたのでしょうね。

 

先の大東亜戦争の根底には、

西洋諸国に植民地にされていたアジアの人々の苦しみを知り、

アジアの方々をも、大御宝として幸せにしたいという思いがあったのではないかと感じました。

 

また、サイババが、

「日本人は最後に来て、最大の役割を担う国になる」

と仰られた裏には、

 

「日本の、古来からの伝統に基づいた

国民を大御宝としてみなす政治制度、

和、輪、循環の考え方、

古神道等々を復活させることが、世界が幸せになる道である」

という意味が隠されているのかもしれない、

とも感じました。

 

【追記】

日本は今、幸いなことに、戦争ができないことになっています。

 

今の戦争は、武力をもって行う戦争から、

金融戦争、情報戦争にうつり変わっていますね。

 

日月神事の言葉通り、金融、金を武器として使う時代なのでしょう。

 

こちらの記事もどうぞ^^↓

 

与え放しの神の経済

 

 

どんどん循環するお金!借金が33年でなくなる社会

 

美しい☆彡

魂の進化~転生のたびに神実現に近づくのでしょうか~

 

日本語訳がついているのでありがたいです♪

 

花開くにもタイミングがありますものね。

 

一歩ずつ進んでいきたいものです^^

 

ありがとうございました♡