物心ついた頃、

出版したいと思っていた。


性被害について、

受けた苦しみを

みんなに知ってもらい、

性被害に遭わない環境作りを

考えていきたいと、

中学生か高校生くらいの時には

何となく考えていた。

そのためには

本を出版することがいいのかと、

ぽわーん(´-`).。oOとだが

意識はしていた。


冒頭文は

中高生の頃に、

本を出版するならこの1文と

決めていた1文だ。


ずっとずっと

性被害に遭ったことに

縛られ続けていた。

抱え込んでいた。

苦しんでいた。


そして、いつしか

自分が受けた苦しみと、同じ目に遭わないようにするためにはどうすればいいのかと、考えるようになっていた。


(女性や男性を含めた)

幼児や思春期の子どもたち、

成人した人たちの性被害を耳にした大人の反応はどうだろう。

私のかつての担任のように

二次被害を与える大人は

まわりにいないだろうか。


被害者を悪く言う大人は

人の苦しみや痛みを理解できない。

加害者を擁護する風潮。

真実は分からぬが

芸能人の性加害問題で

このことはよく起きている。


表の顔と裏の顔。

私たちは表の顔しか見えていない。

裏の顔も分かった上で、

加害者本人も

しかと自分を見つめ直し

向き合うべきだ。


表の顔、いいところだけで判断し

加害者を擁護し

被害者を苦しめる人たち。

幼少期に担任から受けた二次被害を

鮮明に思い出す。

被害者が悪いという風潮は

なくさなければいけない。


区や市には

色々な相談機関がある。

子どもの乳児健診で、

モラ夫の実家依存について

相談したことがあった。

が、

その時の相談者は私に

「私は同居で嫌だったけど、

   今思えばそれがいい経験だった」

と言われた。

それで話は終わってしまった。

新しい土地で

相談できる相手はいない。

行政に頼っても

ムダだと思ってしまった。


それから15年後。

モラハラも(精神的)DVのうちと言われ、行政の相談機関に足を運んだ。


「雫さんのやりたいことは何ですか?」と聞かれ、私は

「本を出したいです」と答えた。

私の相談に乗ってくれている方の

ご友人も出版したと聞いた。

少し詳しく話を聞いて、

出版に向けて動き出した。

私の背中を押してくれた🤲。


そして

その時に決めた。

出版することで

一区切りにしようと。


今まで

誰にも話してこなかった胸の内を

表に出し、

性被害が起こらぬ環境を

作っていくこと。

それを今後、

生きる道にしていこうと。

性被害を受けたことで

被害者の気持ちに寄り添える

支援者になりたいと、

中高生の頃に考えていた。

私は絶対に 

二次被害を与える大人にはならない

と、自信があった。


正直、

どのように進めていくのかは

まだ模索中だが、

このblogを始め

何かを発信していくことが

道を切り拓いていくための

第1歩になっている。