小児性愛者。


私は

この言葉を耳にする度に苦しむ。


小児性愛者により

幼少期に被害に遭った。

多くの小児性加害者は言うだろう。

「愛があったから」と

愛を言い訳に犯行に及んだと。

自分の悪しき行いを

正当化するための言い訳。

被害者の憤りは計り知れない。



小児性愛障害者。

小児に愛情いてしまう障害ゆえ

犯行に及んだと言い訳をする人も

いるだろう。


〝愛〟という言葉は

簡単に使われる。

小児性愛者、小児性愛障害者など

このような人から性被害を受けた私は

小児性嗜好者、小児性嗜好障害、

小児性異常者、小児性異常障害などと

言い方を変えて欲しいと思っている。


小児性加害者から

私は愛を受けていない。

愛なんて言葉を知らぬ時に襲われた。


一方的な愛を主張すると

歪みが生じる。

人は愛し愛され

そこでやっと関係性が築ける。


愛とは何か

たまに自分に問うが

愛し愛されることを知らぬまま

大人になった私には

答えが見つからない。


このまま

愛を知らぬまま死んでしまうのかと

不安に襲われることもある。

が、

生きていれば

「愛とはなにか」

分かる日がくるだろうと

期待し生き続ける私がいる。