最近

イヤホンをしたまま会計をする人たち。


お店のカードや駐車券の有無、

有料化に伴うレジ袋の必要性、

支払い方法の確認を

私たちレジ係はお客様に問いかけます。


イヤホンをしていて、

「えっ、何!?」とか

「えっ、聞こえないんだけど!!」

とキレられます。

聞こえていないのか

無視をされたりもします。


感染症対策のため

お客様とレジ係の間には

透明なフィルムで仕切られていて

マスクも着用しながら

接客をしています。


なるべく大きな声で接客するよう

心掛けてはおりますが、

聞こえないからと

キレるお客様に遭遇する日もあります。


その時、

私は満面の笑みで

感染症対策のためのフィルムぎりぎりに

顔を近づけ

「レジ袋はお持ちですか?」

とゆっくりはっきり大きな声で

尋ねます。


そうすると

「あー、持ってる持ってる」と

キレていた人も軽く答えてくれます。


ちなみに

明らかに袋を持っている方々には

袋の必要性を問いかけません。

「袋をお持ちくださいまして

    ありがとうございます」と伝えます。


会計時

せめて片方のイヤホンだけでも

外して欲しいです。



ちょっと前の話ですが、節分の日。

レジ打ちしたお客様が

鬼のお面をカゴに入れていた。



旦那様は
台の上で商品を袋に入れていた。
お支払いを終えた奥様が
旦那様のところに行き
「あー、びっくりした!!」
と驚かれていた。

旦那様は
お面を被りながら
商品を袋に入れていた。
奥様を驚かせるために。

買い物中に
鬼のお面を見つけ
奥様へのドッキリ計画を
思いついたのだろう。

節分の日は
とても忙しかったが、
こんなほっこりエピソードもあり
楽しみながら仕事ができた。


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