2月19日 二十四節気 雨水の日

雙林寺さんの境内にある

花月庵という素敵な所で香道体験をさせていただきました。

香道は 

公家の流派『御家流』と

武家の流派『志野流』の

2つの流派があるそうです。


今回はお公家さんの三條西実公を租とする『御家流』の桃李東風先生とご縁をいただきました。

普段は、通訳案内や英語講師をされてるそうです。笑顔がとても美しく素敵な方でした。


謡曲『西王母』の中に


『桃李もの言わず 下自ずから蹊を成し』

(注: 観世流では『市を成し』だそうですが、同じ観世流でも梅若派は『蹊を成し』となります。)


とあるため


とても素敵なお名前だと思いました😊




香道は以前から興味はありました。


昔 茶道部でお香も一度だけ体験したことがありました。



今回は梅の花の季節ということで


『梅花香』がテーマでした。


証歌は

『月夜には それとも見えず 梅の花

  香を尋ねてぞ しるべかりける』


暗闇に月夜だけでは何処に梅の花があるのか見えませんが、香りを頼りに梅を探してる景色が浮かびました。想像するだけで梅の香りが漂ってくるようで早くも心がときめいてしまいました💓


そして



クイズ形式で楽しく香道のミニ知識を学び


聞香  

(今回は月と雪と名付けられた二種類のお香を聞く)


美しいお姿😍


組香 (数種類のお香を当てる遊び)

今回は先程の月と雪に花を加えて、雪月花の三種類の順番を当てました。


自信は無かったのですが正解でした🥰


次にお線香を焚きながら

『雨』に因んだ話をそれぞれ語り合いました。

皆さんの素敵なお話を聞くことができました。



最後に感じた事を自由に紙に書きました。



香りを聞く時は


静かに香りと向き合いました。


雨音と鳥のさえずりだけが聞こえてくる中


心豊かな至福のひと時を過ごさせていただきました。


お能も香道も共通点がありました。


室町時代に確立


今に集中する


感性が研ぎ澄まされる


その場にいる人達の心がひとつになる


心が和み平安となる


あの世とこの世が近く感じる


松果体が活性化する(私個人的に確信したこと)


能も香道も内なる神性を見つけるための道なのではないかと感じました。


能は謡と仕舞を楽しみながら気付きを得る。

香道は香りを楽しみながら気付きを得る


能も香道もまさに風の時代にしっくり来るものだと思いました。


初心者で勝手申し上げましたが、今の個人の感想としてどうぞご容赦ください。


あれこれ言っておきながら


今更ですが


とにかく楽しかったです😀


粋女プロジェクトさん素敵な企画をありがとうございました。桃李先生、ご縁を繋ぎ写真も撮ってくださった室岡さん、ご一緒させていただきました皆様ありがとうございました🙏🏻💕