正確には、新しいチャンネルデザインを、ユーザーの好みで採用できる仕様に変更されたということですね。
ユーザーが自分で変更しなければ、以前のチャンネルデザインのままです。
新しいチャンネルデザインは「YouTube One Channel」と呼ばれるものです。
これはパソコンや携帯、タブレット、テレビや冷蔵庫等、あらゆるメディアからのチャンネルページの見た目に統一感を与えるコンセプトのようです。
ブログやウェブサイトでも、最近はインタラクティブ・デザインが増えてきていますよね。
つまり同じサイトデザインを保ったままで、部品ごとの配置を画面サイズに応じて組み替えることによって、多種多様な媒体からの閲覧に対応しようというものです。
従来は、パソコンならパソコン用のテンプレート、携帯でもガラケーとスマホでは別々のテンプレートを用意して振り分けるなど、ウェブ制作がかなり煩雑でした。
インタラクティブデザインは、これを全部1つのテンプレで賄おうというものです。
さて、前置きが長くなりましたが、Youtubeの「YouTube One Channel」も、このインタラクティブデザインの一種と思われます。
それで、今日やったことはといえば、チャンネルデザインを変更するとともに、それ専用のヘッダー画像を作成することでした。
「YouTube One Channel」では、ＰＣからケータイ、テレビなど各種の媒体に対して、1枚の大サイズの画像から適切な位置を区切って表示します。
なので、そのための画像は、通常のウェブサイトのヘッダー画像と比べると、かなり巨大なものとなるわけです。
画像は常に全部が表示されるわけではなく、中央の一部分しか表示されないことも多いです。
ですから、基本は中央のメインの部分で、綺麗な構図となることを考慮しつつ、大サイズの画像全体でもそれなりの配置を考える必要があります。
で、今回私が作成した画像は、以下のものです。
（クリックで拡大できます）
これは縮小してありますが、元画像は2560px × 1440pxという、かなり巨大なものです。
高解像度の画面で見られることを考慮してのものでしょうか。
それで、PCで見たときに表示されるヘッダー画像は、基本的に真ん中の細長い部分のみです。
上の写真では真ん中に水平に2本線が引いてあり、その間の部分ですね。
ここだけ切り取ると、以下のような感じです。
これはブラウザを最大幅にした場合に見える最大範囲で、実際には中央寄りの3/5ぐらいの範囲が、常時見える部分です。
ＰＣだけでなく携帯やタブレットでも、この範囲は安全に見えることになっていますので、この部分を重視して構図を決めることとなります。
今回は、弓なりのリボンスプレッドの全体がほぼ、この安全範囲に収まるようにして、その周辺に散らしたコインやカップ＆ボール、そして手品洋書は、部分的に切れるような構図としてみました。
テレビ画面等で見た場合は、これらカード以外の静物も全て画面に入ることとなります。
実はこの「YouTube One Channel」については少し前から認識はしていたのですが、すぐには変更しませんでした。
理由は、チャンネルの独自色を出しにくい仕様ではないかと思えたからです。
以前のチャンネルでは、テーマ色や背景画像の設定、さらにヘッダー画像も付けられるなど、チャンネルごとにぱっと見の印象が結構違うものでした。
しかし「YouTube One Channel」では、背景が常に白しかないというのもあって、比較的独自色は弱い印象です。
あくまで、Youtubeというサイトの中の1ページであるという感覚ですね。いや、実際そうなのですが。
実際、今でも独自色といった点では以前の仕様のほうが上なのではないかと思います。
しかし、今回変えてみた印象では、でかいヘッダー画像の印象は悪くないですね。
あと、チャンネル登録者と未登録者で、見せる構成を変えられるのも良い点です。
いままでの仕様だと、初回訪問の人でもファンの人でも、表示されるおすすめ動画などが全く同じでした。
チャンネルページから自分の運営サイトへのリンクの張り方は、新チャンネルのほうが遥かにいい感じです。
あとなんか全体的ににぎやかな感じがします。
まあそんなこんなで、まだ変えて数時間ですけど、なかなか使い勝手が良さそうな感じです。
おそらくはもうこれで使い続けると思います。
何より、2560px × 1440pxのヘッダー画像をそれなりに手間かけて作りましたからね。
これを無駄にはしたくないｗｗ
というわけで、よろしければ是非ご訪問ください＾＾
http://www.youtube.com/user/tomosanb