禁断の裏側 | マジックと奇術と手品と・・ほか少し★

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手品は6歳から始めた。人生の最初の6年間が惜しい。なんてね。

昨日またテレビで種明かし番組があったみたいですね。

一部を見たんですが、見破ったら100万円とかいってクイズ形式のマジックが出題されていました。
いや、これだけがクイズなのではなく、番組全体がクイズ的な構成でしたけど。

後、マジックと詐欺や悪徳占いがなんだか同列に並べられているような印象の構成で、あれじゃあマジックのイメージが悪くなりそう。
タネ明かしで出演していたマジシャンが詐欺師役も実演してたからよけいにw


で、メイン?のクイズですが、
100万円のネタにしても他のマジックにしても、クイズとして論理的な回答が導けるようなものになってないものが多いですね。

「さあ、このマジックの種はどうなっているでしょうか!」と問いかけられるものの、知識ある人なら何種類でもやり方を思いつく、みたいな。
たまたまそのマジシャンが採用した方法を当てられるかどうかってのは、いわばマグレの要素が強いので、クイズとしては何だかな~と。


でも、この手のマジッククイズでは昔もっとひどい(クイズ的に)のを見たことがあります。

確かジョン・ケネディとかジョン・カーニーが出演してた番組でしたけど、こんな感じ。

まず1枚のカードを選んでサインをしてもらう。
そのカードを一組のデックに戻したところで、クイズ出題。

「さて、マジシャンは今からカードをどこから取り出すでしょうか?」

これね、マジシャン目線で見ていると、ダ○○○ル・レフトハンド・○ー○をしたということが分かるので、言ってみればそこからどうにでも料理出来るわけですよ。

単にトップから取り出すことも出来るし、空中からでも、カードケースからでも、ポケットからでも、口からでも、まあ全くフリーです。

これで出現方法を当てろって言われてもね・・・
まあ、そのクイズの答えはワレットの中から、でしたけどw


まあ結論としては、マジックをクイズにするな!ってことでw