12日目 コンマラパス チュクンーロブチェ 後編

やっとこさコンマラパス頂上に到着。今思えば半分意識ないな。



記念写真もそこそこに、コンマラパス登頂よりも体力の回復を優先していた。

この先の展望を見ると、とにかく下り。なんかちょこっと筋のようなものがあるけど、それを超えればロブチェ方面が見える。
もう下りだから半分を超えているだろうと思っていたけど甘かった。



とにかくスタート。道がわからん。ソラ達も迷っている様子。とにかく降りればいいいのだけど、分岐のようなものがあり、どっちに行っていいのか初めのうちはわからんかった。



だけどもある程度下るとそれらしい道になってくる。
ある程度下ったところで、ガイドをつけずに歩くカップルと出会う。女性は日本人でした。すごいなー、
ソラにガイド依頼した時は、荷物持ってもらっている自分が甘えてしまっていると思った。でもこれは大きな間違い。自分の体力を買いかぶりすぎていました。ソラがいなければ、この峠は越えられなかった。

下りきったのでこの先登りはないだろうと思いたいのだけど、なんか前方視界が開けない。というかなんか壁がある。



そうか氷河があったんだ!
氷河が流れるサイドにはモレーンという盛り上がりがあり、それがちょっとした小山。ここまで歩いてほぼ体力が0にまで削られてる状態で、標高5000mで登りが出てきて、ラスボス倒してボロボロの状態なのに中ボスが出てきた感で泣きたくなる。でもこれが行きたかったキュンブー氷河だったことを思い出し、気持ちを切り替える。それにこれを越えて宿に着かないと氷点下の夜が待っており、軽く遭難できてしまう。
半分意識飛びながら昇天モレーンをジグザグに登る。氷河の取り付きに来たら、またソラ達が迷い出す。確かにいろんなところに目印のようなものがあるけど、しっかりとした標識がない。


氷河は動いているのでしょっちゅうルートも変わるらしい。日もだいぶ傾いており、こりゃあ1人で来るのは無理だと思い知る。





キュンブー氷河にはいると、そこは想像とは全く別の世界。氷河だから真っ白の世界かと思いきや、氷と岩と砂利と氷河が溶けた小さな池が点在。周りの地形を削っているからこんな風景になってるんだなと妙に納得。氷河の中はそんなんなんで、池を避けたり岩を避けたりで右左、小さく登ったり降りたり。景色も楽しみたいけどだんだん日も暮れていく。
ようやく氷河の反対端にたどりついて、また悪魔の登り。モレーン頂上についた時の記憶ありません。っていうかもう日も暮れている。何となく小さな明かりを目指して歩く。ソラたちは道を探すからライト貸してくれと言うので渡したら、どんどん言ってしまう。見失いそうになり、呼び止めると、おいそんなとこいるんかい状態。ここらへんはガイドとして甘いなあ。まあなんとか道を見つけながらようやくロブチェの灯りが見えたときには、本当に生還したと思った。おそらく気温は0度以下、もちろん街灯も何もなし。星明かりしかない状態。
写真なんか撮れる状態じゃあありませんので、写メぜんぜんありません。

宿についてとにかく部屋で休みたいと思ったけど、ソラたちはとにかく飯を食えとダイニングに通される。するとダイニングはパーティ状態。今日は何かのお祭りらしく、すでに簡単なルートで到着してるパリピな人たちがノリノリ状態。こちらはヘトヘトクタクタの同じお通夜状態。私達より1時間後に到着した人たちがおり、彼らにはザックや帽子に霜が降りて凍っていました。まだうちらマシだった。
ようやく部屋をあてが割れたけど、部屋は冷蔵庫状態。すぐにダウン全部着てタトパニもらって寝袋にくるまって身動きできない状態。高山病対策薬のダイアモックス飲んだけど副作用でおしっこが近くなる。夜中のトイレタイムは地獄でした。まず寝袋から出るのがチョー寒い。部屋から廊下に出るとさらに寒い。トイレもっと寒い。こんなんでガッツリ歩いたのに、睡眠イマイチで疲労回復ができず体調もこの辺りから最悪になってくるのでした。


※翌朝とった宿の写真