またしても久しぶりの更新になってしまいました

理由はシンプルにゲームとサブスクです


今の時代は楽しい娯楽がありすぎて

こうして「自分の時間を削って何かをする」

というのが非常に困難になっている気がします

もし2022年に自分が学生だったら、確実に引きこもっていたと思います

これを書いている今もディズニープラスで映画を見たくてウズウズしています


でも、書きたいこともないことはないので

今日はブログを書きまする

皆様も貴重な時間を使って読んでいただきありがとうございます

それではどうぞ






今週の一曲 くるり「pray」










くるりにはじめてハマったのは大学生の時でした

チオビタドリンクのCMで流れていた

「ジュビリー」に一目惚れしました


何気ない日常の温かさ、そしてそれがいつかは終わる切なさにグッときました

CMでも幸せそうなカップルの日常が描かれていて、いつまでも見守っていたくなるCMでした

菅野美穂さんがめちゃくちゃ可愛かったです



くるりは何気ない日常を歌った曲がすごく好きです

「坂道」とか「シャツを洗えば」とか

岸田さんの声もすごく沁みるんですよ


「カレーの歌」なんかは何度聞いても泣きそうになります

決して明るい曲ではないのですが、微かな希望が温かい光になるような、そんな名曲です




そして大学生の時に一人で福岡のおばあちゃんに会いに行ったのですが

行きの飛行機の有線で流れていたのが

「everybody feels the same」でした

まさに一人旅にはうってつけの曲で

この曲を聞きながら離陸する飛行機にめちゃくちゃ胸が高鳴りました

ファンファンさんのトランペットが最高にエモい一曲です



「everybody feels the same」は今年の2月に行われたライブ

「くるりの25回転」でも披露してくれて

イントロと共に観客が一斉に立ち上がり

みんなで手を振って盛り上がりました



あのライブは本当に最高でした

四半世紀という節目のライブで

数ある楽曲の中から人気の曲を全て演奏してくれて超豪華フルコースのライブとなっていました


生で聞く「アナーキー・イン・ザ・ムジーク」の迫力に圧倒されました



そのライブの中でも一番感動したのが

「pray」でした

たくさんあるくるりの曲の中で僕が一番好きな曲を初めて見に行ったライブで演奏してくれた奇跡と(生で聞けた!)という感動で一瞬で目が潤んでしまいました



切ないメロディーと退廃的な歌詞

岸田さんの渋い声がチルアウトでもありエモーショナルでもある感じで

これも明るい曲ではないのですが、確かに希望を歌っているんだと思います


「いつか闇の中でいつか

 歌を、歌をうたえば

 部屋中の鏡が割れて

 君ら映して僕は喜んで」


このラスサビ前のフレーズが大好きで

溜め込んだフラストレーションを解放してくれるような

「金も靴も宝物も全て捨ててしがらみから解き放とう」

と言ってくれているような

現代社会の物質主義からの逃避なのか

とにかくこの曲にしょっちゅう救われています


特に夜ドライブしている時に聞くのが一番心地良いです

何かから逃げる時にこの曲を聞くとすごく癒やされると思います

不安があっても大丈夫です

この曲の最後に、岸田さんが祈るように繰り返し呪文を唱えてくれています


everythings gonna be alright


everythings gonna be alright


everythings gonna be alright



きっと全てうまくいく


不安な夜はこの言葉を祈るように繰り返します


きっと全てうまくいく





今週の一曲

くるり「pray」