私としたことが9月5日の村田諒太 八重樫東 井上尚弥のトリプルマッチのことをまだ書いていませんでした なんたる不覚

本当に凄いですよ
日本のボクシング界は異常に盛り上がってますよ そうでもない?それはあなたが知らないだけです マジで一回生で見てみてください 本当に熱いスポーツなんです

先日のテニスの錦織圭も凄かったです 歴史に名を残しました
最近の日本のスポーツ選手はハンパないですね
何が起きているのでしょうか

村田諒太は相変わらず強かったです 強烈なボディからのワンツーワンツーで相手を圧倒していました
てかあんな綺麗で重たいワンツーを連打されたら心が折れますよ
やっぱり基本のパンチ ジャブ・ワンツーは大切です
試合の後半、疲れてきた時ほど有効なパンチです

村田は今回WBC世界ミドル級21位をKOできずに、さほど結果は出ませんでした
ですが相手もメキシコチャンプだし内容は大差で判定勝ちと良かったのではないかと思います

ミドル級なので流石に迫力のある試合で4R村田の打ち下ろし右ストレートなんか人体の耐久力を大きく上回る危険なパンチだったと思います
相手のアドリアン・ルナもよく耐えて8Rも手を出し続けましたよ
ルナも上下の打ち分けとスタミナなど決して弱い相手ではなかったと思います
村田にはこのまま全勝で世界チャンピオンになってもらいたいです!


そして井上尚弥は今回も怪物でした
WBCライトフライ級の初防衛戦で、今までと違う緊張があるだろうと心配していましたが、僕みたいな凡人の考える領域を井上は遥かに超えていました
圧・倒・的・T・K・O

強過ぎるのは相変わらずでしたが、今回特に目を引いたのはフットワークの良さです
特に出入りの速さがピカイチでヒットアンドアウェーをここまで上手に魅せられると感動すら覚えます
今回の試合、井上は11R戦って顔面をほとんど打たれていなかったように見えます
それほど世界13位と井上との間に壁があるのかと驚きました
しかも11Rやってまだスタミナが残っているみたいでした
もう強過ぎてわけがわかりませんよ


八重樫東は今回も僕たちに勇気を与えてくれました
126戦無敗のチョコラティート相手に9R手を出し続けました

ローマン・ゴンサレスの3回級制覇がかかっている試合で、八重樫はWBCフライ級チャンピオンでロマゴンを迎え撃つ形でした

1Rは緩やかな立ち上がりで八重樫は右ストレートなどで威嚇していました
そして2Rからついに「ロマゴンが現れた!」という感じでした

たった2Rで八重樫の目を腫れさせるパンチ 恐ろしいです
スナップが効いていてよく伸びるので除け辛いし痛いしで本当に嫌なパンチだと思います

しかし3Rからも果敢に攻めてパンチをまとめる八重樫 まさに激闘王です
しっかりとした広背筋から繰り出される連打の回転力はロマゴンをも凌いでいたと思いました もう少しコンビネーションを出すチャンスがあれば結果は違っていたかもしれません

やはりロマゴンの方が上体の柔らかさとパンチの当て勘が1枚上手だったように感じました
しかし改めて126戦無敗ってヤバイ記録ですね
信じられない強さですよ
そしてロマゴンや井上尚弥のような信じられない強さの奴らがいることがボクシングというスポーツの魅力だと思います
本当に神のような強さなんですよ
その神の顔面を殴りに行った八重樫の勇気もまた素晴らしいのです

スポーツを見るのって楽しいですね
白熱して「自分もがんばろう!」って気持ちにされてくれます
今だに熱が収まらないのでとりあえず今から走ってきます
熱い試合を見た後はとりあえず走っちゃいますよね