一人暮らしなんかを始めたせいで金欠で漫画の新刊を買えない日々が続いております 進撃の巨人も買ってないしSUNNYやイエスタディをうたって、鉄風もまだ読んでないです こんな日々は御免です
そして今日は同期の芸人ナイス高本と遊んで、貸していた【寄生獣】が帰ってきたのでそれについて書こうと思います
寄生獣を読んだのは高校2年生の時で、あの柏がお勧めする漫画だったので買ってみたら本当に名作でした
3話までの日常にミギーが紛れてくる感じや里美と繋いでいる手を左に持ち換えるシーンとかが凄く好きです
あと完全版は岩明均先生の質問コーナーが載ってるのも嬉しいです
岩明均は話の魅せ方と印象的なセリフの入れ方が上手いと思います
特に母親が殺されてからの新一の感情の葛藤が良いですよね「ミギーぼ、防御たのむ」これだけで加奈を殺された新一の冷静と情熱の間が伝わってきて哀しいです
里美も良い役割をしてると思います ラストの「いまやっときみに追いついて…なんだかちょっと追い抜いちゃったみたい」このシーンが大好きです 最強の後藤に勝ったあと、一番の敵は人間(寄生獣)だというところも素晴らしいです
里美は新一との日常を愛していたのに平間警部補がやってきて新一を連れて行くシーンで里見が「もともとただの通学路のはずでしょ?なのにちょっと歩くとそこが…血でべっとりしてる」と言っていて、新一達がどれだけ恐ろしい体験をしてるのかを改めて実感させてくれます こういうキャラは大切ですね
寄生獣を読んでいると広川の演説にとても共感できて、人間はただの悪魔なんじゃないか?と思ってしまうのですが、最後にミギーが教えてくれた「人間は心にヒマがある生物 なんとすばらしい!」という言葉だけで救われます
やっぱり良い漫画は良いシーンがありますね、なんか上手く言えないんですけど良いシーンを書こうとして滑ってる漫画もあるので、あまり良いシーン書こう!と思わずに自然と出来たって方がいいと思います 漫才でもそうなのかもしれません あまり気張らずに自分たちが楽しいことをやった方がいいのかもしれません
明日は渋谷で彩Lessonと浅草で前説争奪ライブと2本立てです 思いっきり楽しんできます!