いつもどおり勤務を終えて家に戻ると、下の子がすぐさま駆け寄り「スマホ貸して!」と。

 

一度貸すとなかなか返ってこないので渡したくないのだが、今の時代、スマホは子どもたちにも必要なツールになってるし、我が家でスマホを持っていないのは下の子だけで、一人だけその権利が与えられないのも不公平な気がして(他のメンバーは皆好きに使ってるから余計に)、「30分ね」と時間を伝えて下の子に自由を与えている(毎回その時間には返ってこない)。

 

上の子はお友達の誕生日会に呼ばれてて昼からお出かけ。

 

私は直前まで知らなかったが、お誕生日会のイベントで水遊びをするから○ちゃんもおいでと下の子もお誘いを受けてたらしく、夜になって旦那と下の子が一緒に出かけて行って、急におひとり様時間がやってきた。

 

で、せっかくだから私も出かけたいと思い、アプリで見て気になってた「MOHO」というショッピングモールに行くことにした。

バス1本で行ける場所にあるのと、ついでに翌日の朝食のパンを調達したいと思ったのだ。

 

ただMOHOにはMUJIがあったくらいで、他に気になるお店は特になく、まだできたばかりなのか、オープンしてないお店もあってちょっと空振りな感じだった。

 

そんな中、なんでこんなところに!?と思わずにはいられなかったお店「KOMEHYO」を発見。

 

中国語では“可喵”と言うらしい

 

コメ兵と言えば、愛知県人なら知らない人はいないであろうブランド品買取販売のお店。

 

店内にはいろんな形のLVバッグがズラーっと並んでた。

興味がないのでお店の中には入らなかったが、たぶん高級時計なども置いてるのだろう。

 

他にもアウトレットのお店っぽいのを見かけたんだけど(入場制限をしてたのか、この日は入れず)、そういう客層を狙ったショッピングモールなのかな?

テナントのターゲットがよく判らない。

 

結局MOHOでは良さげなパン屋が見当たらなかったので、再び大衆点評で調べることに。

 

ところで最近大衆点評がすごく使いにくくなったと感じる。

私が欲しいのはお店の名前と住所の情報なのに、アプリを開くとまず出てくるのは見たくもない写真や動画。

それが時代の流れだと言われると返す言葉がないが、なんかREDを見てるみたいでイラつく。

 

で、伊勢丹にジョアンがあったと思って大衆点評で調べるも、名前が出てこない。

ヒットしないってことはなくなっちゃったのかと思い、無駄足を踏みたくなかったので陝西北路に見つけたパン屋さんに行くことにした(後から調べたら単にジョアンの綴りを間違えててヒットしなかっただけだと判明した)。

パンを無事調達した後は、またバス停まで歩いて往復3元でお出かけ終了。

 

私は上海のバスに乗るのが大好きだ。

安い上に景色を見ながら移動できるので、時間があるときは迷わずバスを選ぶ。

 

車窓からの景色を見ていると、いろんな変化に気づいて面白い。

あの日気になったのは、バスの乗客が少なかったこと。

 

もちろん、夏の暑い日の夜のことだから、たまたま人出が少なかっただけかも知れない。

本当にこれがたまのことであったことを祈る。

 

インターネットが便利になり、人々の生活様式が変わったせいもあるだろうが、街に人がいないと活気を感じない。昔の勢いある上海の姿はどこに行ってしまったのだろうかと悲しくなる。