お友達もハーフのママしてる人が多いのでね、

自然と言葉の話になります。

で、皆が共通してるのは母は母の母国語で、

父は父の母国語で子供に話すということ。

これはバイリンガル、トリリンガル育児の

基本のキなんじゃないでしょうか?

 

夫婦の会話は英語、母は日本語、

父はフランス語なんていうご家庭もあります。

で、子供は3ヵ国語ともそれなりに理解しています。

しかも中国滞在で中国語もOK!ってさ。恐るべし子供。

 

 

ウチの子も大きくなってきて、言葉がだいぶしっかりしてきました。

我が家は今後も上海に滞在し続ける可能性の方が大きいので、

子供の母語は中国語にしようと思っています。

だから日本人学校には入れずに、現地系と決め、

幼稚園も日系には入れませんでした。

 

トリリンガル育児をしているお友達は迷いに迷って

日系に通わせてました。

理由は、英語は夫婦の母国語ではないので、

英中教育のインターは考慮しない、

フランス系の学校が近くになく、フランス語教育が難しい。

日系幼稚園が近くにあり、母も日本人なので対応可能。

お子さんの基本言語は日本語で暫く教育していき、

日本語が母国語としてしっかりしてきたら、

他の言語系の学校にするんだそうです。

 

正しいか正しくないかはわかりませんし、

その子の生まれ持った言語能力にも関係すると思いますが、

私自身も子供の母国語(ウチの場合なら中国語)の基礎を固めて、

中学や高校になったら英語や日本語の教育に

力を入れていこうと思っています。

 

先日あるお食事会で若いハーフのママさんが、

家族から家で日本語を話すのを反対されている、と困っていました。

親戚一同がお子さんの言葉が遅いことを

すごく気にされているのだそうです。

 

私も同席していた友達もすぐに

「母は日本語で話すべき、親戚の雑音は放って置けばいい」

と言いました。

母の間違った中国語を覚えられても困りますしね。

 

 

私の考えるバイリンガル育児の方針は、

1、母は母の、父は父の母国語で子供と接する

2、学校教育はある年齢までどちらかの言語1本に絞り、

母語が確立したところで他の言語に手をつける。

3、言語を1本に絞るけど家庭内では1を続ける              

です。

 

前にも書いたけど、外国語力アップは母語力あってこそ。

だからバイリンガル育児でも

母国語の力を如何につけてあげるかを

考えてあげたいと思っています。