黄山へ | 在中国大熊猫大姐的生活

在中国大熊猫大姐的生活

上海でおもしろおかしく暮らすパンダ大姐の日記です♪

友達と黄山へ行った。
金曜の夜に杭州へ新幹線で行き、一泊。
翌日、バスで黄山へ。杭州から4時間。高速道路ができたとかで早い。
登る登る。普段なまりきった体に鞭をうち、心臓破りの山を登る。
なんてったって李白も登った山だ。
李白が登った時はロープウェーだってないし、きれいに舗装された道や階段もないだろう。
いったいどうやって・・・・
やはり、仙人とか金斗雲とか何かの力を借りたに違いない・・・
しかし私達もなんとか1860mの景色を拝み、素晴らしい景色を見た。中国すごいぞ。

すばらしい景色に「やっほーー」と叫んでみた。
かすかに「やっほーー」と帰って来たのに感動。
友達が「我要銭~~~」と叫んだ。
かすかに「チェ~ン」とこだましていた。
私は爆笑して「ぎゃはは。ちょっとー罰あたるよー」と言ったら
「ぎゃはは・・・あたるよー」とこだましていた。


山の上で一泊し、翌日下山。
ロープウェーなんて使わない。すばらしい景色を見ながら良い空気を吸い、マイナスイオンたっぷり吸収。
猿も見た。松の木の上に座っていた。すごいぞ中国。水墨画の世界だ。

黄山は本当にすばらしい景色だった。

しーかーしーーっ 中国人達のうるさいことときたらもう。
はしゃいで調子に乗る高校生修学旅行かなんなのか。
おばちゃん、おっさん、若者、みんなうるさい!
下山では走って降りる人もいた。手摺のない所をゆっくり歩いている人がいるにもかかわらず。
景色は見ない。有名ポイントでは記念撮影。しかし見るのはカメラのファインダーで景色ではない。

そんな中でも、私はやはり中国人がすごいと思わされたことが一つ。
山の上にはホテルがあるのだが、そこへシーツや食料を運ぶ人達が大勢いる。
全員、天秤棒に重い荷物を下げ、山を登る。ペットボトルの水を何ケースも下げていたり、
大量の野菜や果物を下げていたり、3メーター以上あるような鉄材を運んでいる人もいた。
彼らのふくらはぎと二の腕と腹筋ときたら鍛えに鍛えぬかれていた。
裸で全身汗びっしょりで山を登って行く。

これはかないませんよ。やっぱり中国人最強だ。