監督が高寒で総脚本が张永琛の全38話。


 登場人物&あらすじ


軍功がありながら、中央政府から遠ざけられ地方の王として配置された安王が治める曲凉のお話し。


官僚の娘で美しく聡明な骆青莲(何泓姗)は


幼馴染の吕北逸(黄宥明)と結婚の約束をしていたが


前皇后と顔がそっくりだという理由で、献上品のように、安王のお妃選びに参加しなければならなくなる。


結局いろいろな思惑が重なり、安王の第三王子としてのらりくらりと日々風流に過ごしていた贺连信(何润东)

の元に嫁ぐことになる。


望まぬ結婚ではあったものの、本妻をはじめとする多くの妻たちと死闘を繰り広げながら青莲は贺连信の愛と信用を得るべく立ち回り立場を確立していく。


 感想


内容に深みはないです。こんなもんだと思って

女たちの争いを楽しむドラマかな。本妻vs実家が太い側室とか。


それにプラスして青莲をめぐる男2人の争い、王家内の後継争いと、大きく3本の筋でドラマは進みます。


という流れで、さんざん小競り合いを各所でしていたのに、最後にドカンと壮大な政権争い持ってきて広げたので、その変化に対応できずに終わった感あるんですけど


総じて「懐かしいなぁ。古典だなぁ」と思わせる作りでなんかやめられずに最後まで完走。


特筆すべきはとくにないですが

何泓姗が古装劇で女主って珍しいですよね。いつも悪役のイメージあったんだけど、何润东のお相手ですか。何润东、いつまでこういう役やりますかね?


ドラマの内容は特に目新しさもないので、今回はこの方で〆ようかな。


反派のようで反派でない青莲の幼馴染でなにかと報われない男吕北逸を演じた黄宥明。

黄宥明も息が長い俳優さんですよねぇ。出演作品数も多いですし、毎年何かの作品でお顔を拝見している気がします。


今回もしつこくて、賢いんだかなんなんだかよく分かんない役。「え、そこに1人で突っ込んでいっても上手くいくはずないよね」って行動するくせに、医術はすごくてわりとなんでも治しちゃう。


お顔は美しいのに、見るたびにクセつよキャラなのなんでなの?


とにかくメインキャラから端役まで安定感がすごい。大学在学中の2005年デビューで、86年生まれの37歳。


主役でっていうのはあんまりイメージできないんだけど、相変わらずめちゃくちゃ綺麗なお顔だなぁと改めて感じた次第。


今後更なるご活躍を期待しております。


小型宫斗剧の趣な《岁岁青莲》


最近はめっきりお見かけしなくなった系統の女たちの争いという懐かし風味を味わいたい方どうぞ〜。